文字の大きさ

豊橋の松井さん ウルトラマラニック初優勝

5月のウルトラマラニックで優勝した松井さん(本人提供)
5月のウルトラマラニックで優勝した松井さん(本人提供)

 豊橋市に“走る中年の星”がいる。5月上旬にあった人気急上昇中のスポーツ大会「第3回天竜川リバーサイド・ウルトラマラニック」で、市内在住の会社員・松井勝美さん(47)が初優勝を果たした。本宮山登山番付の横綱が、新たな快挙を成し遂げた。
 マラニックはマラソンとピクニックを合わせた娯楽性の高い競技で、地図や懐中電灯を手に、山道や街並みの景観を楽しみながら歩みを進める。ウルトラマラニックでは5月3日正午に長野県岡谷市の諏訪湖近くをスタートし、天竜川に沿うように南下。休憩を入れながら走り、歩き、48時間以内に静岡県磐田市の竜洋海洋公園を目指した。
 「ワープ」としてJR飯田線(平岡駅~大嵐駅)を利用する選手もいる中、松井さんは「始発電車を待つ時間がもったいない」と、起伏ある山道約13㌔分が延長される迂回コースを選択。夜の山道も歩き続け、総距離238・3㌔を33時間34分で走破。参加者約80人中、堂々の1着でゴールテープを切った。
 2度目の出場でつかんだ栄冠に「意外と楽しく走れた。長い距離だけど、僕にとっては生活の一部。走りながら食べたり、景色を眺めたり、旅行気分を味わえる」と競技の魅力を明かす。
 県内のマラソンやトレイルなどのイベントにも参加する松井さんは、本宮山を24時間で13往復した記録を持ち、「本宮山砥鹿神社奥宮登山番付」の横綱に3年間君臨している。娘の瑞歩さん(11)と一緒に、山野の複数地点を巡るロゲイニングにも挑戦。「ゴールした時の達成感がすごい。もっと挑戦していきたい」と、豊川稲荷や熱田神宮、伊勢神宮などを通る約250㌔の単独走破にも意欲を燃やしている。
(由本裕貴)

 豊橋市に“走る中年の星”がいる。5月上旬にあった人気急上昇中のスポーツ大会「第3回天竜川リバーサイド・ウルトラマラニック」で、市内在住の会社員・松井勝美さん(47)が初優勝を果たした。本宮山登山番付の横綱が、新たな快挙を成し遂げた。
 マラニックはマラソンとピクニックを合わせた娯楽性の高い競技で、地図や懐中電灯を手に、山道や街並みの景観を楽しみながら歩みを進める。ウルトラマラニックでは5月3日正午に長野県岡谷市の諏訪湖近くをスタートし、天竜川に沿うように南下。休憩を入れながら走り、歩き、48時間以内に静岡県磐田市の竜洋海洋公園を目指した。
 「ワープ」としてJR飯田線(平岡駅~大嵐駅)を利用する選手もいる中、松井さんは「始発電車を待つ時間がもったいない」と、起伏ある山道約13㌔分が延長される迂回コースを選択。夜の山道も歩き続け、総距離238・3㌔を33時間34分で走破。参加者約80人中、堂々の1着でゴールテープを切った。
 2度目の出場でつかんだ栄冠に「意外と楽しく走れた。長い距離だけど、僕にとっては生活の一部。走りながら食べたり、景色を眺めたり、旅行気分を味わえる」と競技の魅力を明かす。
 県内のマラソンやトレイルなどのイベントにも参加する松井さんは、本宮山を24時間で13往復した記録を持ち、「本宮山砥鹿神社奥宮登山番付」の横綱に3年間君臨している。娘の瑞歩さん(11)と一緒に、山野の複数地点を巡るロゲイニングにも挑戦。「ゴールした時の達成感がすごい。もっと挑戦していきたい」と、豊川稲荷や熱田神宮、伊勢神宮などを通る約250㌔の単独走破にも意欲を燃やしている。
(由本裕貴)

5月のウルトラマラニックで優勝した松井さん(本人提供)
5月のウルトラマラニックで優勝した松井さん(本人提供)

カテゴリー:社会・経済 / スポーツ

 PR

PR