豊橋の二川南小30周年式典

　豊橋市二川南小学校（神藤晴康校長、児童５７９人）の創立３０周年記念式典が２８日、同校体育館で開かれ、職員、児童、保護者、地域住民ら約４００人が出席し、これまでの歴史を振り返りながら、さらなる躍進を誓った。
　５、６年生による「ふるさと」の合唱で開幕。実行委員長の石田教行さんは、小学校時代の思い出を振り返りながら、「多くのボランティアの皆さんに支えられ、３０周年の節目を迎えることができました。この節目をさらなる発展の契機にしたい」とあいさつ。
　歴代校長を代表して長瀬充代さんが「ヤギの飼育や、学校の田んぼの世話など、地域の皆さんの協力があったからこそ、素晴らしい学校運営ができています。地域と一体化した素晴らしい学校です」と語った。
　また感謝状贈呈では、図書館運営、交通立ち番、卓球クラブなど、学校の活動にボランティで協力した１１人を表彰した。
　同校は、二川小学校から分かれて１９８８（昭和６３）年４月に開校。これまでに２８７５人の児童が卒業した。卒業生の中には、北京五輪の水泳男子８００㍍リレーに出場した物延靖記さんらがいる。
（竹下貴信）