「南極大陸」の貴重な資料紹介
蒲郡市生命の海科学館で特別展
蒲郡市生命の海科学館で、南極の国際科学観測60周年を伝える特別展「南極大陸」が開かれている。氷の下にある広大な大地から発掘された化石など20点と貴重な画像を展示している。11月4日まで。
今年3月に南極観測に関する国際組織「南極研究科学委員会(SCAR)」が設立60周年を迎え、日本は設立当初から参加している。
会場では南極で発掘されて山口県防府市青少年科学館で収蔵し、大陸移動説を証明する植物化石「グロッソプテリス」、同大陸内にある活火山エレバス山(標高約3794㍍)の溶岩、昭和基地周辺を代表する岩石「黒雲母角閃石片麻岩」など、ガーネットやメノウ(水晶)、磁鉄鉱の宝石が入った岩石を展示している。
パネルではNASAが撮影した氷と大陸の衛星写真、昭和基地周辺での画像も展示している。
山中敦子館長は「南極は地球環境と宇宙の窓と言われる。現地での観測は人類が地球の過去と現在を知り、未来を切り開いていくためになくてはならないものです」と話している。
(安藤聡)
蒲郡市生命の海科学館で特別展
蒲郡市生命の海科学館で、南極の国際科学観測60周年を伝える特別展「南極大陸」が開かれている。氷の下にある広大な大地から発掘された化石など20点と貴重な画像を展示している。11月4日まで。
今年3月に南極観測に関する国際組織「南極研究科学委員会(SCAR)」が設立60周年を迎え、日本は設立当初から参加している。
会場では南極で発掘されて山口県防府市青少年科学館で収蔵し、大陸移動説を証明する植物化石「グロッソプテリス」、同大陸内にある活火山エレバス山(標高約3794㍍)の溶岩、昭和基地周辺を代表する岩石「黒雲母角閃石片麻岩」など、ガーネットやメノウ(水晶)、磁鉄鉱の宝石が入った岩石を展示している。
パネルではNASAが撮影した氷と大陸の衛星写真、昭和基地周辺での画像も展示している。
山中敦子館長は「南極は地球環境と宇宙の窓と言われる。現地での観測は人類が地球の過去と現在を知り、未来を切り開いていくためになくてはならないものです」と話している。
(安藤聡)