文字の大きさ

「大橋屋(旧旅籠鯉屋)」に正式名称が変更

「大橋屋(旧旅籠鯉屋)」の完成イメージ図(豊川市教育委員会提供)
「大橋屋(旧旅籠鯉屋)」の完成イメージ図(豊川市教育委員会提供)

 豊川市赤坂町に現存する建物が市指定文化財となっている「旅籠(はたご)大橋屋」が、保存整備工事に伴い、正式名称が「大橋屋(旧旅籠鯉屋)」に変更された。
 1977(昭和52)年3月1日に旧宝飯郡音羽町の文化財に指定され、2015(平成27)年3月まで旅館業を営んできた大橋屋。同年9月に所有者から建物が市に寄付され、現在は保存整備工事が進められている。市教育委員会は2019年度の供用開始を目指している。
 江戸時代の大橋屋の屋号は「鯉屋」であり、その後は「高田屋」「大橋屋」と所有者の変更に伴い変更。今回の保存整備工事では鯉屋時代の建物に復原されることを踏まえ、「大橋屋(旧旅籠鯉屋)」への名称変更を決めた。
 工事は江戸時代の建物への復原を基本としているが、 一部で1878(明治11)年の明治天皇行在所(あんざいしょ)として利用された時に造作された可能性が高い旧玄関を復原するなど、時代の重層性を持たせた計画でも進められている。
(由本裕貴)

 豊川市赤坂町に現存する建物が市指定文化財となっている「旅籠(はたご)大橋屋」が、保存整備工事に伴い、正式名称が「大橋屋(旧旅籠鯉屋)」に変更された。
 1977(昭和52)年3月1日に旧宝飯郡音羽町の文化財に指定され、2015(平成27)年3月まで旅館業を営んできた大橋屋。同年9月に所有者から建物が市に寄付され、現在は保存整備工事が進められている。市教育委員会は2019年度の供用開始を目指している。
 江戸時代の大橋屋の屋号は「鯉屋」であり、その後は「高田屋」「大橋屋」と所有者の変更に伴い変更。今回の保存整備工事では鯉屋時代の建物に復原されることを踏まえ、「大橋屋(旧旅籠鯉屋)」への名称変更を決めた。
 工事は江戸時代の建物への復原を基本としているが、 一部で1878(明治11)年の明治天皇行在所(あんざいしょ)として利用された時に造作された可能性が高い旧玄関を復原するなど、時代の重層性を持たせた計画でも進められている。
(由本裕貴)

「大橋屋(旧旅籠鯉屋)」の完成イメージ図(豊川市教育委員会提供)
「大橋屋(旧旅籠鯉屋)」の完成イメージ図(豊川市教育委員会提供)

カテゴリー:社会・経済

 PR

PR