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豊橋出身の真魚さん出演 「カメラを止めるな!」17日から上映

全国47都道府県での上映が決定した「カメラを止めるな!」に出演する真魚さん ⒸENBUゼミナール
全国47都道府県での上映が決定した「カメラを止めるな!」に出演する真魚さん ⒸENBUゼミナール

 約300万円の低予算で製作され、わずか2館から異例の快進撃で公開規模を広げる映画「カメラを止めるな!」が17日から、豊橋市藤沢町のユナイテッド・シネマ豊橋18で上映されることになった。メインキャストで豊橋出身の真魚(まお)さん(27)は「上映館が増えたとは言え、まさか地元で上映できるとは思っておらず、すぐにプロデューサーに事実かどうか確認しました。とにかくうれしい」と喜んでいる。

 監督と俳優を養成するスクール「ENBUゼミナール」の映画企画第7弾。ゾンビ映画の撮影クルーに本物のゾンビが襲来するというストーリーで、上田慎一郎監督がオーディションで選ばれた無名の俳優たちに当て書きする形で登場人物を描いた。真魚さんは、監督の日暮隆之の娘・日暮真央役を演じている。
 真魚さんは、豊橋市内の児童養護施設で育ち、市内の小・中学校、田原市の高校を卒業。上京した後、23歳で岩井俊二監督作品「スワロウテイル」(1996年)と出会い、「あっち側の人間になりたい」と役者を志した。その後、テレビドラマ、映画などのスタンドインやエキストラを経験し、現在はフリーとして活動している。
 本作は6月、東京都内のミニシアター2館で公開をスタート。その後、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)による口コミで話題が沸騰、9日にはついに47都道府県すべてでの公開が決定した。異例のヒットに「うれしさと驚き、どっちの感情もあります」と真魚さん。
  撮影中は苦労もあり、「出演していない時はスタッフとして動いており、暑さの中、地面についた血のりの掃除が大変で、何回こすっても取れなかったことを鮮明に覚えています。普段制作として働く事がないのでとても良い経験になりました。準備や片付けをしてくれる方達への感謝の気持ちが今まで以上に増えました」と振り返る。「そこを含めて監督、キャスト、スタッフみんなで作った大事な作品。これが自分のお芝居の原点になると思います」と力を込める。
(飯塚雪)

 約300万円の低予算で製作され、わずか2館から異例の快進撃で公開規模を広げる映画「カメラを止めるな!」が17日から、豊橋市藤沢町のユナイテッド・シネマ豊橋18で上映されることになった。メインキャストで豊橋出身の真魚(まお)さん(27)は「上映館が増えたとは言え、まさか地元で上映できるとは思っておらず、すぐにプロデューサーに事実かどうか確認しました。とにかくうれしい」と喜んでいる。

 監督と俳優を養成するスクール「ENBUゼミナール」の映画企画第7弾。ゾンビ映画の撮影クルーに本物のゾンビが襲来するというストーリーで、上田慎一郎監督がオーディションで選ばれた無名の俳優たちに当て書きする形で登場人物を描いた。真魚さんは、監督の日暮隆之の娘・日暮真央役を演じている。
 真魚さんは、豊橋市内の児童養護施設で育ち、市内の小・中学校、田原市の高校を卒業。上京した後、23歳で岩井俊二監督作品「スワロウテイル」(1996年)と出会い、「あっち側の人間になりたい」と役者を志した。その後、テレビドラマ、映画などのスタンドインやエキストラを経験し、現在はフリーとして活動している。
 本作は6月、東京都内のミニシアター2館で公開をスタート。その後、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)による口コミで話題が沸騰、9日にはついに47都道府県すべてでの公開が決定した。異例のヒットに「うれしさと驚き、どっちの感情もあります」と真魚さん。
  撮影中は苦労もあり、「出演していない時はスタッフとして動いており、暑さの中、地面についた血のりの掃除が大変で、何回こすっても取れなかったことを鮮明に覚えています。普段制作として働く事がないのでとても良い経験になりました。準備や片付けをしてくれる方達への感謝の気持ちが今まで以上に増えました」と振り返る。「そこを含めて監督、キャスト、スタッフみんなで作った大事な作品。これが自分のお芝居の原点になると思います」と力を込める。
(飯塚雪)

全国47都道府県での上映が決定した「カメラを止めるな!」に出演する真魚さん ⒸENBUゼミナール
全国47都道府県での上映が決定した「カメラを止めるな!」に出演する真魚さん ⒸENBUゼミナール

カテゴリー:社会・経済 / イベント

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