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豊川手筒まつりで合同大筒煙火

今夜の出番を待つ三蔵子と一宮西部連区による合同の大筒
今夜の出番を待つ三蔵子と一宮西部連区による合同の大筒

 きょう25日午後6時から豊川市野球場で開かれる豊川市民まつり「第31回豊川市手筒まつり」で、三蔵子連区と一宮西部連区が合同で大筒煙火を披露する。両連区の懸け橋となった亡き師匠の遺志を胸に、大会史上初の合同大筒がクライマックスを飾る。
 三蔵子と一宮西部の祭り男・祭り女たちが思いを込めた大筒は高さ約1㍍80㌢。きょう会場でやぐらに乗せられ、出番を待つ。共演する豊川、中条、国府の各連区の大筒と比べて若干小さいが、期待は大きく膨らむ。
 篠田町や大木町の一宮西部にはもともと煙火組織はなかったが、14年前に三蔵子の小林久昭さんの呼び掛けと指導で発足。小林さんが9年前に他界した後も、手筒の製造や放揚の技術を受け継いできた。手筒は男性だけに認める地区が多い中、三蔵子と同様に一宮西部も女性が毎年放揚に挑戦。一時期、大会では市内の女性が集った「女性連」の参加もあった。
 メインアトラクションに位置付けられる大筒煙火だが、昨年の大筒はわずか2基と近年は参加連区が減少。小林さんが生前に「三蔵子も一宮西部もみんなで一緒にやって大会を盛り上げたい」と話していたこともあり、人手や資材、伝統が必要な大筒煙火に合同で臨むことになった。
 観衆に披露するオープニングの大筒ねり込みでは、両連区のメンバー全員で担ぎ、三蔵子の西村章子さんらがやぐらに乗って掛け声を上げる。放揚直前には前川成江さんが振込みを行い、女性を前面に押し出した儀式で準備万端。三蔵子連区長でもある白井豊吉連区長会長が導火線に点火し、4基が一斉に火の粉を噴き上げる。大筒煙火は第35ステージで午後8時39分ごろの予定。
(由本裕貴)

 きょう25日午後6時から豊川市野球場で開かれる豊川市民まつり「第31回豊川市手筒まつり」で、三蔵子連区と一宮西部連区が合同で大筒煙火を披露する。両連区の懸け橋となった亡き師匠の遺志を胸に、大会史上初の合同大筒がクライマックスを飾る。
 三蔵子と一宮西部の祭り男・祭り女たちが思いを込めた大筒は高さ約1㍍80㌢。きょう会場でやぐらに乗せられ、出番を待つ。共演する豊川、中条、国府の各連区の大筒と比べて若干小さいが、期待は大きく膨らむ。
 篠田町や大木町の一宮西部にはもともと煙火組織はなかったが、14年前に三蔵子の小林久昭さんの呼び掛けと指導で発足。小林さんが9年前に他界した後も、手筒の製造や放揚の技術を受け継いできた。手筒は男性だけに認める地区が多い中、三蔵子と同様に一宮西部も女性が毎年放揚に挑戦。一時期、大会では市内の女性が集った「女性連」の参加もあった。
 メインアトラクションに位置付けられる大筒煙火だが、昨年の大筒はわずか2基と近年は参加連区が減少。小林さんが生前に「三蔵子も一宮西部もみんなで一緒にやって大会を盛り上げたい」と話していたこともあり、人手や資材、伝統が必要な大筒煙火に合同で臨むことになった。
 観衆に披露するオープニングの大筒ねり込みでは、両連区のメンバー全員で担ぎ、三蔵子の西村章子さんらがやぐらに乗って掛け声を上げる。放揚直前には前川成江さんが振込みを行い、女性を前面に押し出した儀式で準備万端。三蔵子連区長でもある白井豊吉連区長会長が導火線に点火し、4基が一斉に火の粉を噴き上げる。大筒煙火は第35ステージで午後8時39分ごろの予定。
(由本裕貴)

今夜の出番を待つ三蔵子と一宮西部連区による合同の大筒
今夜の出番を待つ三蔵子と一宮西部連区による合同の大筒

カテゴリー:社会・経済

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