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豊橋羽根井小児童が下水道工事見学

トロッコに乗って下水道管を見学する児童ら=羽根井ポンプ場で
トロッコに乗って下水道管を見学する児童ら=羽根井ポンプ場で

 豊橋市立羽根井小学校の4年生90人が19日、校区の下水道工事現場を見学した。同市上下水道局下水道整備課が開催した。
 児童らはヘルメットと軍手を着用し、羽根井ポンプ場地下15㍍の深さまでらせん階段を下り、そこからトロッコに乗って下水道管内部を100㍍ほど見た。
 佐々木ななせさん(10)は「初めての経験でワクワクした」、富田茉胡さん(9)は「寒くてちょっと怖かった」と感想を話した。
 見学会の後は、文部科学省選定DVDで「水の循環」について勉強。クイズに正解し、豊橋のご当地マンホールカード(全3種類)を受け取るなどして楽しんだ。
 また、児童らは、下水道管内部に描く絵を、「セグメント」と呼ばれるコンクリート片の内側に地上で描いた。セグメントは三つ合わせて初めて直径1.5㍍、長さ75㌢の筒となる。これまでその筒は1381個が工事で使われており、1845㍍で工事が進でいる。
 今回は、野田処理場で処理している汚水を中島処理場へ送る下水管6.6㌔のうち、2102㍍の工事が行われており、総工費24億円。半分は国からの補助だという。
 市上下水道局下水道整備課の永野智久課長(53)は「水がきれいになるには手間暇とお金がかかることを小さいうちから分かってもらい、水を汚さない意識づけをしていければ」と優しいまなざしを児童らに向けていた。
(小島幸子)

 豊橋市立羽根井小学校の4年生90人が19日、校区の下水道工事現場を見学した。同市上下水道局下水道整備課が開催した。
 児童らはヘルメットと軍手を着用し、羽根井ポンプ場地下15㍍の深さまでらせん階段を下り、そこからトロッコに乗って下水道管内部を100㍍ほど見た。
 佐々木ななせさん(10)は「初めての経験でワクワクした」、富田茉胡さん(9)は「寒くてちょっと怖かった」と感想を話した。
 見学会の後は、文部科学省選定DVDで「水の循環」について勉強。クイズに正解し、豊橋のご当地マンホールカード(全3種類)を受け取るなどして楽しんだ。
 また、児童らは、下水道管内部に描く絵を、「セグメント」と呼ばれるコンクリート片の内側に地上で描いた。セグメントは三つ合わせて初めて直径1.5㍍、長さ75㌢の筒となる。これまでその筒は1381個が工事で使われており、1845㍍で工事が進でいる。
 今回は、野田処理場で処理している汚水を中島処理場へ送る下水管6.6㌔のうち、2102㍍の工事が行われており、総工費24億円。半分は国からの補助だという。
 市上下水道局下水道整備課の永野智久課長(53)は「水がきれいになるには手間暇とお金がかかることを小さいうちから分かってもらい、水を汚さない意識づけをしていければ」と優しいまなざしを児童らに向けていた。
(小島幸子)

トロッコに乗って下水道管を見学する児童ら=羽根井ポンプ場で
トロッコに乗って下水道管を見学する児童ら=羽根井ポンプ場で

カテゴリー:社会・経済 / 地域・教育

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