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「田邉さんを守る会」が豊橋駅で宣伝活動

若い男性から署名の協力を得る田邉氏の支援者=豊橋駅東口で
若い男性から署名の協力を得る田邉氏の支援者=豊橋駅東口で

 2002(平成14)年の豊川幼児殺害事件で、有罪となった田邉雅樹受刑者の無実を訴える「えん罪豊川幼児殺人事件・田邉さんを守る会」(福住幹生会長)は22日、日本国民救援会東三河支部(小林修支部長)、同豊川支部(渡辺達郎支部長)と合同で、豊橋駅東口で宣伝行動を展開した。
 4月19日に名古屋高裁の要請により、田邉氏が冤罪を主張する意見書を提出。近いうちに再審開始か却下かの判断が出るとみられ、4月から毎月宣伝行動を実施している。
 この日はビブスを着用した会員ら20人が参加し、拡声器で事件の概要を説明しながら、通行人に署名への協力を呼び掛けた。約1時間で126人分の署名を得て、事件概要を記したチラシ入りのポケットティッシュ386セットを配布。これで署名の総計は1万3069通となり、近日中に未提出分を含めて逆転有罪判決を下した名古屋高裁に提出する。
 模範囚の田邉氏は10月から農業研修を受けるため、すでに地元の福井刑務所に移送されており、両親との面会に応じている。8月末に大分刑務所で面会した渡辺支部長は「出所後は農業に携わりたいということで元気そうだった」と様子を明かし、署名については「最近は若い学生さんたちも協力してくれる。興味を示してくれて本当にありがたい」と感謝した。
(由本裕貴)

 2002(平成14)年の豊川幼児殺害事件で、有罪となった田邉雅樹受刑者の無実を訴える「えん罪豊川幼児殺人事件・田邉さんを守る会」(福住幹生会長)は22日、日本国民救援会東三河支部(小林修支部長)、同豊川支部(渡辺達郎支部長)と合同で、豊橋駅東口で宣伝行動を展開した。
 4月19日に名古屋高裁の要請により、田邉氏が冤罪を主張する意見書を提出。近いうちに再審開始か却下かの判断が出るとみられ、4月から毎月宣伝行動を実施している。
 この日はビブスを着用した会員ら20人が参加し、拡声器で事件の概要を説明しながら、通行人に署名への協力を呼び掛けた。約1時間で126人分の署名を得て、事件概要を記したチラシ入りのポケットティッシュ386セットを配布。これで署名の総計は1万3069通となり、近日中に未提出分を含めて逆転有罪判決を下した名古屋高裁に提出する。
 模範囚の田邉氏は10月から農業研修を受けるため、すでに地元の福井刑務所に移送されており、両親との面会に応じている。8月末に大分刑務所で面会した渡辺支部長は「出所後は農業に携わりたいということで元気そうだった」と様子を明かし、署名については「最近は若い学生さんたちも協力してくれる。興味を示してくれて本当にありがたい」と感謝した。
(由本裕貴)

若い男性から署名の協力を得る田邉氏の支援者=豊橋駅東口で
若い男性から署名の協力を得る田邉氏の支援者=豊橋駅東口で

カテゴリー:社会・経済

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