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正しい「110番通報」周知へ東三河各地でキャンペーン

警察官に記念撮影を頼む新成人ら=豊川市総合体育館前広場で
警察官に記念撮影を頼む新成人ら=豊川市総合体育館前広場で

 あす1月10日の「110番の日」にちなんで、東三河地方でも8日、警察による110番通報の正しい使用法を周知する活動が行われた
 豊川市では、新成人祝賀会が開かれた市総合体育館前広場で、豊川署の署員らによる広報キャンペーンが行われた。
 署員らが晴れ着姿の新成人らに、緊急時用の110番や、生活の安全に関する不安や悩みを相談できる警察相談専用電話(♯9110)などの適切な利用法を呼びかけた。県警のマスコットキャラクター・コノハけいぶも来場し、記念撮影も楽しんだ。
 一昨年の豊川市の成人式では一部の新成人らが暴れ、式典の進行を妨害したり、式典終了後に広場でバイクを乗り回して他の新成人を危険にさらす騒動が発生していた。
 これを受けて、市は昨年の式典で、会場や周辺に警察官を配置。今年も初めての啓発キャンペーンという目に見える形が“抑止力”となり、式典やアトラクションは無事に進行し、大きなトラブルは起きなかった。
 また、「110番の日」(1月10日)を前に豊橋署は、豊橋市こども未来館ここにこで「110番おまわりさんフェスタ」を開いた。模擬110番通報体験や、警察犬実演訓練など警察の仕事を知ってもらい、110番の適正利用を呼び掛けた。
 通報体験では、交通事故や自転車の窃盗を目撃したとの想定で、子どもたちが状況説明などに挑戦。同市内の伊藤蒼央衣ちゃん(7)は「説明があっているのか不安だった。何かあったときは110番ができるように頑張りたい」と話した。
 他にも警察官の制服を着てミニ白バイに乗車したり、鑑識の仕事を体験したりして、子どもたちは「おまわりさん」たちと交流した。
 同署によると、県警が昨年1年間に受理した110番通報は約65万件。1日1800件で、このうち道案内や免許更新方法など緊急性の低いものが全体の約25%に上るという。
 緊急時の対応の妨げになる恐れがあり、佐藤勇治署長は家族連れらに正しい利用を呼び掛けるとともに、警察相談専用ダイヤル「#9110」を紹介し「慌てず焦らず落ち着いて110番してほしい」と訴えた。
(由本裕貴、飯塚雪)

 あす1月10日の「110番の日」にちなんで、東三河地方でも8日、警察による110番通報の正しい使用法を周知する活動が行われた
 豊川市では、新成人祝賀会が開かれた市総合体育館前広場で、豊川署の署員らによる広報キャンペーンが行われた。
 署員らが晴れ着姿の新成人らに、緊急時用の110番や、生活の安全に関する不安や悩みを相談できる警察相談専用電話(♯9110)などの適切な利用法を呼びかけた。県警のマスコットキャラクター・コノハけいぶも来場し、記念撮影も楽しんだ。
 一昨年の豊川市の成人式では一部の新成人らが暴れ、式典の進行を妨害したり、式典終了後に広場でバイクを乗り回して他の新成人を危険にさらす騒動が発生していた。
 これを受けて、市は昨年の式典で、会場や周辺に警察官を配置。今年も初めての啓発キャンペーンという目に見える形が“抑止力”となり、式典やアトラクションは無事に進行し、大きなトラブルは起きなかった。
 また、「110番の日」(1月10日)を前に豊橋署は、豊橋市こども未来館ここにこで「110番おまわりさんフェスタ」を開いた。模擬110番通報体験や、警察犬実演訓練など警察の仕事を知ってもらい、110番の適正利用を呼び掛けた。
 通報体験では、交通事故や自転車の窃盗を目撃したとの想定で、子どもたちが状況説明などに挑戦。同市内の伊藤蒼央衣ちゃん(7)は「説明があっているのか不安だった。何かあったときは110番ができるように頑張りたい」と話した。
 他にも警察官の制服を着てミニ白バイに乗車したり、鑑識の仕事を体験したりして、子どもたちは「おまわりさん」たちと交流した。
 同署によると、県警が昨年1年間に受理した110番通報は約65万件。1日1800件で、このうち道案内や免許更新方法など緊急性の低いものが全体の約25%に上るという。
 緊急時の対応の妨げになる恐れがあり、佐藤勇治署長は家族連れらに正しい利用を呼び掛けるとともに、警察相談専用ダイヤル「#9110」を紹介し「慌てず焦らず落ち着いて110番してほしい」と訴えた。
(由本裕貴、飯塚雪)

警察官に記念撮影を頼む新成人ら=豊川市総合体育館前広場で
警察官に記念撮影を頼む新成人ら=豊川市総合体育館前広場で

カテゴリー:社会・経済

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