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豊橋でがん制圧・啓発イベント開幕

リレーウオークを先導するがんサバイバーら=豊橋公園円形緑地で
リレーウオークを先導するがんサバイバーら=豊橋公園円形緑地で
がん患者らに祈りをささげるルミナリエ=同
がん患者らに祈りをささげるルミナリエ=同

 がん制圧・啓発イベント「リレー・フォー・ライフ・ジャパン東三河」(同実行委員会主催)が29日、豊橋市の豊橋公園で始まった。24時間のチャリティー・ウオーク・イベントで、きょう30日正午まで行われている。
 がんをより身近なものとして考えてもらう催しで5回目を迎えた。「想(おも)いをつなぐ-希望・勇気そして絆」を今年のテーマとし、豊橋市での開催は初めて。
 台風接近による雨の中、市民グループや企業の有志チームなど17団体がリレーウオークに参加。がんサバイバーによるトラック周回をスタートの合図に、参加者らはフラッグを掲げたりしながらトラックを歩き続けている。
 「これぐらいの雨には負けません」と小林良紀実行委員長。「台風には勝てませんが、がんには勝ちます」と活動の思いを込めてあいさつした。
 会場では、各参加団体のテントでスタンプラリーやカイロプラクティスなどが行われたほか、ステージパフォーマンスや医師によるがん啓発セミナー、乳がん検診(マンモグラフィー)車も来場。夕暮れには、がんに対するメッセージなどが書かれたルミナリエ(キャンドル)約700基を並べ、会場に「HOPE」の巨大文字を浮かび上がらせた。
 毎回参加しているがんサバイバーの宮地千恵子さん(76)=豊川市=は、7年前にC型肝炎ウイルスによる肝臓がんの告知を受けた。治療を続け、「再発していないので、今はかなり安心している」という。「やはり早期発見。そのためには毎年、がん検診をやっていただけるといいかなと思います」と話した。
 イベントで集められた寄付金は「日本対がん協会」に寄付される。
(井嶋義典)

 がん制圧・啓発イベント「リレー・フォー・ライフ・ジャパン東三河」(同実行委員会主催)が29日、豊橋市の豊橋公園で始まった。24時間のチャリティー・ウオーク・イベントで、きょう30日正午まで行われている。
 がんをより身近なものとして考えてもらう催しで5回目を迎えた。「想(おも)いをつなぐ-希望・勇気そして絆」を今年のテーマとし、豊橋市での開催は初めて。
 台風接近による雨の中、市民グループや企業の有志チームなど17団体がリレーウオークに参加。がんサバイバーによるトラック周回をスタートの合図に、参加者らはフラッグを掲げたりしながらトラックを歩き続けている。
 「これぐらいの雨には負けません」と小林良紀実行委員長。「台風には勝てませんが、がんには勝ちます」と活動の思いを込めてあいさつした。
 会場では、各参加団体のテントでスタンプラリーやカイロプラクティスなどが行われたほか、ステージパフォーマンスや医師によるがん啓発セミナー、乳がん検診(マンモグラフィー)車も来場。夕暮れには、がんに対するメッセージなどが書かれたルミナリエ(キャンドル)約700基を並べ、会場に「HOPE」の巨大文字を浮かび上がらせた。
 毎回参加しているがんサバイバーの宮地千恵子さん(76)=豊川市=は、7年前にC型肝炎ウイルスによる肝臓がんの告知を受けた。治療を続け、「再発していないので、今はかなり安心している」という。「やはり早期発見。そのためには毎年、がん検診をやっていただけるといいかなと思います」と話した。
 イベントで集められた寄付金は「日本対がん協会」に寄付される。
(井嶋義典)

リレーウオークを先導するがんサバイバーら=豊橋公園円形緑地で
リレーウオークを先導するがんサバイバーら=豊橋公園円形緑地で
がん患者らに祈りをささげるルミナリエ=同
がん患者らに祈りをささげるルミナリエ=同

カテゴリー:社会・経済

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