トピー工業豊橋製造所で新商品初出荷
トピー工業(東京都、高松信彦社長)の豊橋製造所(中村毅製造所長)で19日、鉄筋をコイル状に巻いた新商品「TA Coil(ティーエーコイル)」の初出荷式が行われた。
同コイルは、これまでは棒状で出荷していた鉄筋を、コイル状で出荷できるようにした商品。棒状では最長で長さ15㍍までしかできなかったが、今後は最長で1800㍍と段違いに1本を長くすることができる。さらに保管場所もコンパクトになる。
同様の商品はすでに世界で発売されているが、JIS規格をクリアしたものは世界初。高い品質も実現した。
初出荷式で高松社長は「当初は月間3000㌧、来年からは月間5000㌧を目指します。現在は1トンコイルしか生産できないが、1年後には2トンコイルを生産できるようにする」とあいさつした。
鉄筋加工をしているディビーエス(豊橋市)の山本俊輔社長は「新商品は鉄筋加工の作業員の削減にもつながり、人手不足の現状を緩和できる。業界に与えるインパクトは非常に大きい」と話していた。
(竹下貴信)
トピー工業(東京都、高松信彦社長)の豊橋製造所(中村毅製造所長)で19日、鉄筋をコイル状に巻いた新商品「TA Coil(ティーエーコイル)」の初出荷式が行われた。
同コイルは、これまでは棒状で出荷していた鉄筋を、コイル状で出荷できるようにした商品。棒状では最長で長さ15㍍までしかできなかったが、今後は最長で1800㍍と段違いに1本を長くすることができる。さらに保管場所もコンパクトになる。
同様の商品はすでに世界で発売されているが、JIS規格をクリアしたものは世界初。高い品質も実現した。
初出荷式で高松社長は「当初は月間3000㌧、来年からは月間5000㌧を目指します。現在は1トンコイルしか生産できないが、1年後には2トンコイルを生産できるようにする」とあいさつした。
鉄筋加工をしているディビーエス(豊橋市)の山本俊輔社長は「新商品は鉄筋加工の作業員の削減にもつながり、人手不足の現状を緩和できる。業界に与えるインパクトは非常に大きい」と話していた。
(竹下貴信)