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火星探査ロボット作りに挑戦 豊川の子どもたち

協力して火星探査ロボットを作る児童と高校生=プリオで
協力して火星探査ロボットを作る児童と高校生=プリオで

 豊川商工会議所内の豊川少年少女発明クラブ・子どもものづくり教室は20日、豊川市諏訪3のプリオで「火星探査ロボット作り」を開き、県内から小学4~6年の児童31人が参加した。
 子どもたちは企業職員や教員OBでなるボランティア指導員と、地元の豊川工業高校ボランティア部の生徒4人に助言を受けながら、電池とモーターで動くロボット作りに挑戦。火星の地面のような荒れ地でも走行できる大きなタイヤ6輪と、LEDランプが光るアンテナも付いた「ローバー4号」を3時間近くかけて製作した。準備された40種類もの工具を使い分け、はんだで配線をつなぐ作業も行った。
 ボランティア指導員の渡辺光雄代表(82)は「将来人類が移ることになるかもしれない火星に思いをはせて、大きな夢を抱いてほしい」。豊川工業高校1年の小坂一也さん(16)は「一緒に楽しく取り組めた。来年度から電気科に入るので、僕自身の勉強にもなった」と振り返った。
 毎年1年間かけて全6回の教室に出席した児童には皆勤賞として「博士号」が授与される。 
(由本裕貴)

 豊川商工会議所内の豊川少年少女発明クラブ・子どもものづくり教室は20日、豊川市諏訪3のプリオで「火星探査ロボット作り」を開き、県内から小学4~6年の児童31人が参加した。
 子どもたちは企業職員や教員OBでなるボランティア指導員と、地元の豊川工業高校ボランティア部の生徒4人に助言を受けながら、電池とモーターで動くロボット作りに挑戦。火星の地面のような荒れ地でも走行できる大きなタイヤ6輪と、LEDランプが光るアンテナも付いた「ローバー4号」を3時間近くかけて製作した。準備された40種類もの工具を使い分け、はんだで配線をつなぐ作業も行った。
 ボランティア指導員の渡辺光雄代表(82)は「将来人類が移ることになるかもしれない火星に思いをはせて、大きな夢を抱いてほしい」。豊川工業高校1年の小坂一也さん(16)は「一緒に楽しく取り組めた。来年度から電気科に入るので、僕自身の勉強にもなった」と振り返った。
 毎年1年間かけて全6回の教室に出席した児童には皆勤賞として「博士号」が授与される。 
(由本裕貴)

協力して火星探査ロボットを作る児童と高校生=プリオで
協力して火星探査ロボットを作る児童と高校生=プリオで

カテゴリー:社会・経済

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