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東三河懇話会 豊橋で設立50周年記念式典

感謝状の贈呈も行われた50周年記念式典=ホテルアークリッシュ豊橋で
感謝状の贈呈も行われた50周年記念式典=ホテルアークリッシュ豊橋で

 産学官交流などの活動を進め、地域づくりに貢献してきた東三河懇話会(吉川一弘会長)は24日、豊橋市駅前大通のホテルアークリッシュ豊橋で設立50周年記念式典を開いた。会員ら出席者は「東三河はひとつ」を活動理念に取り組んできた半世紀の歩みを振り返り、一層の活動を誓った。
 式典では、吉川会長が、調査研究機能を担う東三河地域研究センターの設立や、広域ビジョンとなった「東三河2015構想」などを挙げ、活動を振り返りつつ「先の見えない時代だが、『東三河はひとつ』を大切にして、東三河地域の持続可能な発展に向けて活動したい」と決意を示した。
 大学を代表し、愛知大学の川井伸一学長は「50周年を迎えたことは、懇話会自体が持続可能性を持った組織であるということを証明し、歴代会長ら役員の熱い心とリーダーシップがあってのこと。産学官民の交流、連携のネットワークのセンターとして重要な役割を果たしている」、行政を代表し、豊川市の山脇実市長が「東三河8市町村長を囲む新春懇談会は地域の実情を話せる場で、感謝している。今後も懇話会と共に地域の発展に尽くしたい」とそれぞれ活動をたたえるとともに一層の活動に期待を寄せた。
 式典では、吉川会長から、会長職を2015(平成27)年まで29年間務めた懇話会常任相談役の神野信郎・中部ガス名誉顧問に感謝状が贈られた。神野氏は「多くの人に支えられ、今日があり、感謝申し上げます。縁の下の力持ちとなることが使命。今後とも尽力をお願いしたい」と述べた。
 式後、記念講演が行われ、地球産業文化研究所顧問を務める東洋大学理事長・福川伸次氏が「歴史的転換期に日本力再生の途を探る-グローバリズムの再生とイノベーションへの挑戦」を演題に話した。冒頭、東三河懇話会について「これこそが地域の活力」と述べた。
 東三河懇話会は、東三河産業開発連合会を前身に1968(昭和43)年10月に発足。界を越え、産学官が語り合う場を設け、年始めに「東三河8市町村長を囲む新春懇談会」を実施している。「東三河産学官交流サロン」も開催、10月で408回を迎え、よりよい地域づくりに尽くす。
(中村晋也)

 産学官交流などの活動を進め、地域づくりに貢献してきた東三河懇話会(吉川一弘会長)は24日、豊橋市駅前大通のホテルアークリッシュ豊橋で設立50周年記念式典を開いた。会員ら出席者は「東三河はひとつ」を活動理念に取り組んできた半世紀の歩みを振り返り、一層の活動を誓った。
 式典では、吉川会長が、調査研究機能を担う東三河地域研究センターの設立や、広域ビジョンとなった「東三河2015構想」などを挙げ、活動を振り返りつつ「先の見えない時代だが、『東三河はひとつ』を大切にして、東三河地域の持続可能な発展に向けて活動したい」と決意を示した。
 大学を代表し、愛知大学の川井伸一学長は「50周年を迎えたことは、懇話会自体が持続可能性を持った組織であるということを証明し、歴代会長ら役員の熱い心とリーダーシップがあってのこと。産学官民の交流、連携のネットワークのセンターとして重要な役割を果たしている」、行政を代表し、豊川市の山脇実市長が「東三河8市町村長を囲む新春懇談会は地域の実情を話せる場で、感謝している。今後も懇話会と共に地域の発展に尽くしたい」とそれぞれ活動をたたえるとともに一層の活動に期待を寄せた。
 式典では、吉川会長から、会長職を2015(平成27)年まで29年間務めた懇話会常任相談役の神野信郎・中部ガス名誉顧問に感謝状が贈られた。神野氏は「多くの人に支えられ、今日があり、感謝申し上げます。縁の下の力持ちとなることが使命。今後とも尽力をお願いしたい」と述べた。
 式後、記念講演が行われ、地球産業文化研究所顧問を務める東洋大学理事長・福川伸次氏が「歴史的転換期に日本力再生の途を探る-グローバリズムの再生とイノベーションへの挑戦」を演題に話した。冒頭、東三河懇話会について「これこそが地域の活力」と述べた。
 東三河懇話会は、東三河産業開発連合会を前身に1968(昭和43)年10月に発足。界を越え、産学官が語り合う場を設け、年始めに「東三河8市町村長を囲む新春懇談会」を実施している。「東三河産学官交流サロン」も開催、10月で408回を迎え、よりよい地域づくりに尽くす。
(中村晋也)

感謝状の贈呈も行われた50周年記念式典=ホテルアークリッシュ豊橋で
感謝状の贈呈も行われた50周年記念式典=ホテルアークリッシュ豊橋で

カテゴリー:社会・経済

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