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国府駅東の歩道を2~3㍍へ拡幅へ

通学児童への危険性が指摘されている国府駅東側の歩道=豊川市久保町で
通学児童への危険性が指摘されている国府駅東側の歩道=豊川市久保町で

 豊川市の国府東部連区による山脇実市長を囲む懇談会が26日夜、国府東地区市民館で行われた。市内で最も児童数が多い国府小学校の通学路対策として、名鉄国府駅東側の道路の歩道を拡幅する方針を示した。来年度にかけては交差点「上宿」周辺の道路整備も行われる。
 八幡町の西部土地区画整理事業区域に人口が増え、上宿地区からは約250人の児童が通学。交差点「上宿」から国府駅までの約150㍍は、北側だけにある歩道は狭く、ガードレールのない区間では児童が車道にはみ出て歩く事態も発生。朝や夕方は車の通行量も多く、住民から対策を求める声が上がっていた。
 豊川署と協議を続ける市は、時期は未定ながら「歩行者の安全対策を早急に取る必要がある」とした上で、最大幅9・7㍍のうち歩道は約1・5㍍となっている現状を、整備によって車道を最低幅員5・5㍍に維持しながら、歩道を最小でも2㍍から最大3㍍まで広げる案を示した。車道と歩道の間にはガードパイプを設置する。
 また、交差点から北側の大池線では来年2月までに船山古墳の北西側で土留め擁壁工事を完了させ、来年度には交差点から約90㍍で幅3・5㍍に広げる拡幅工事も行う。
 この他、防災行政無線や、他地区に比べて低い上宿地区の建ぺい率・容積率の見直しなどについても質問が出た。国府駅東側にロータリーを作る再開発計画について、周辺地権者の56・5%が賛同している調査結果も報告された。
(由本裕貴)

 豊川市の国府東部連区による山脇実市長を囲む懇談会が26日夜、国府東地区市民館で行われた。市内で最も児童数が多い国府小学校の通学路対策として、名鉄国府駅東側の道路の歩道を拡幅する方針を示した。来年度にかけては交差点「上宿」周辺の道路整備も行われる。
 八幡町の西部土地区画整理事業区域に人口が増え、上宿地区からは約250人の児童が通学。交差点「上宿」から国府駅までの約150㍍は、北側だけにある歩道は狭く、ガードレールのない区間では児童が車道にはみ出て歩く事態も発生。朝や夕方は車の通行量も多く、住民から対策を求める声が上がっていた。
 豊川署と協議を続ける市は、時期は未定ながら「歩行者の安全対策を早急に取る必要がある」とした上で、最大幅9・7㍍のうち歩道は約1・5㍍となっている現状を、整備によって車道を最低幅員5・5㍍に維持しながら、歩道を最小でも2㍍から最大3㍍まで広げる案を示した。車道と歩道の間にはガードパイプを設置する。
 また、交差点から北側の大池線では来年2月までに船山古墳の北西側で土留め擁壁工事を完了させ、来年度には交差点から約90㍍で幅3・5㍍に広げる拡幅工事も行う。
 この他、防災行政無線や、他地区に比べて低い上宿地区の建ぺい率・容積率の見直しなどについても質問が出た。国府駅東側にロータリーを作る再開発計画について、周辺地権者の56・5%が賛同している調査結果も報告された。
(由本裕貴)

通学児童への危険性が指摘されている国府駅東側の歩道=豊川市久保町で
通学児童への危険性が指摘されている国府駅東側の歩道=豊川市久保町で

カテゴリー:社会・経済 / 政治・行政

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