豊橋ラグビーフットボール協会を文科省表彰

　豊橋ラグビーフットボール協会（伊藤正人会長）が文部科学省の今年度生涯スポーツ優良団体として表彰され、13日、豊橋市役所で金田英樹副市長に喜びを報告した。
　文科省は毎年、地域でスポーツの健全な普及や発展、振興に顕著だったスポーツ関係者や団体を生涯スポーツ功労者、生涯スポーツ優良団体として表彰。今年度は功労者１５８人、優良団体１１４団体がたたえられた。県内の優良団体は３団体だった。
　豊橋ラグビーフットボール協会は１９７２（昭和47）年に設立され、現在、社会人チームが４チーム所属し、豊橋市内などの小・中学生を対象にしたラグビースクールも実施している。近年は、中学生の活躍が目立つ。
　市役所を訪れた伊藤会長は「スクールは小・中学生約１００人、指導者約50人で年間約60日の練習をしている。『ラグビーで教える』をモットーに指導していることが評価につながったのでは」と話し、「来年は日本でワールドカップもあり、表彰をバネによりラグビーを盛り上げていきたい」と意欲を示した。
　金田副市長は「子どもたちを育てることを長く続けているのが評価されたと思う」と述べ、協会のさらなる活動に期待を寄せた。
（中村晋也）