豊橋でトヨタネ50周年記念展示会

　種、苗、ハウス、栽培システムなど農業資材全般を扱う「トヨタネ」（豊橋市草間町、川西裕康社長）の５０周年記念展示会が２１、２２日、ホテルシーパレスリゾートと、同社の研究農場で開かれ、最新の農業設備や品種を紹介、両日で２０００人近くの農家や農業関係者が訪れ大盛況だった。
　シーパレスリゾートでは、トヨタネほか、７２社が出展。トヨタネブースでは、大仙、デンソーと協力して、来年４月から販売が始まる環境制御技術を活用した次世代農業にふさわしい施設「トリシードアグリ」の紹介など行った。来場者からの関心は高く、真剣な表情で説明を聞いていた。
　出展企業ブースでは、農薬、肥料、苗、農業資材など、さまざまな商品の紹介があり、こちらも来場者たちの関心が高かった。
　研究農場では病気に強いキャベツやブロッコリーをはじめ、６０種類ものトマトを紹介。実際に栽培されている様子を見学でき、「参考になる」と来場者たちは口をそろえた。
（竹下貴信）