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豊川の大塚さんが震災被災地へ畳時計寄贈

西條社長に特注の畳時計を届けた大塚さん㊥(石ノ森章太郎漫画館提供)
西條社長に特注の畳時計を届けた大塚さん㊥(石ノ森章太郎漫画館提供)
乗本畳店に製作を依頼した畳時計
乗本畳店に製作を依頼した畳時計

 豊川市による東日本大震災の被災地への最初の派遣職員で、現在は市国際交流協会常務理事の大塚房雄さん(63)が23日からの3連休を利用し、宮城県石巻市を訪れた。現地の観光スポット「石ノ森章太郎漫画館」にオリジナル畳時計などを贈った。
 大塚さんは14日から約1週間、米国キュパティーノ市からの市民使節団を招いた交流の中で、見学会や土産提供で協力した乗本畳店(東光町)に特注で畳時計製作を依頼。石ノ森章太郎漫画館の外観をモチーフにしたイラストを刺しゅうした。現地を訪れ、和風の畳時計を「特に海外の方などのお土産の一つとして加えてくれれば」と贈呈。「豊川ブランド」認定のバウムクーヘンや生炊佃煮、いなりんグッズも一緒に届けた。
 「仮面ライダー」でおなじみの石ノ森章太郎の作品をテーマとした漫画館は石巻市の沿岸にあり、大津波で被災した。運営する街づくりまんぼう(西條允敏社長)の苅谷智大さんは「大塚さまのような方々に今だに支えていただいていることは、とてもありがたいこと」と感謝した。
 大塚さんは震災翌年の2012年4月から1年間、石巻市に赴任し、市街地再開発事業などに携わった。漫画館の営業再開時には、仮面ライダーがスズキ社製のバイクに乗ったことから、市を通じてスズキに依頼し漫画館にバイクを展示。石巻商店街にある豊川稲荷の分霊の修復落慶祝に、豊川稲荷から千本のぼりを取り寄せた。帰任後も定期的に石巻市を訪れ、大塚さん自身が赴任中の宿舎としていた仮設住宅にJAひまわり提供のキャベツを贈るなどの活動を続けている。
(由本裕貴)

 豊川市による東日本大震災の被災地への最初の派遣職員で、現在は市国際交流協会常務理事の大塚房雄さん(63)が23日からの3連休を利用し、宮城県石巻市を訪れた。現地の観光スポット「石ノ森章太郎漫画館」にオリジナル畳時計などを贈った。
 大塚さんは14日から約1週間、米国キュパティーノ市からの市民使節団を招いた交流の中で、見学会や土産提供で協力した乗本畳店(東光町)に特注で畳時計製作を依頼。石ノ森章太郎漫画館の外観をモチーフにしたイラストを刺しゅうした。現地を訪れ、和風の畳時計を「特に海外の方などのお土産の一つとして加えてくれれば」と贈呈。「豊川ブランド」認定のバウムクーヘンや生炊佃煮、いなりんグッズも一緒に届けた。
 「仮面ライダー」でおなじみの石ノ森章太郎の作品をテーマとした漫画館は石巻市の沿岸にあり、大津波で被災した。運営する街づくりまんぼう(西條允敏社長)の苅谷智大さんは「大塚さまのような方々に今だに支えていただいていることは、とてもありがたいこと」と感謝した。
 大塚さんは震災翌年の2012年4月から1年間、石巻市に赴任し、市街地再開発事業などに携わった。漫画館の営業再開時には、仮面ライダーがスズキ社製のバイクに乗ったことから、市を通じてスズキに依頼し漫画館にバイクを展示。石巻商店街にある豊川稲荷の分霊の修復落慶祝に、豊川稲荷から千本のぼりを取り寄せた。帰任後も定期的に石巻市を訪れ、大塚さん自身が赴任中の宿舎としていた仮設住宅にJAひまわり提供のキャベツを贈るなどの活動を続けている。
(由本裕貴)

西條社長に特注の畳時計を届けた大塚さん㊥(石ノ森章太郎漫画館提供)
西條社長に特注の畳時計を届けた大塚さん㊥(石ノ森章太郎漫画館提供)
乗本畳店に製作を依頼した畳時計
乗本畳店に製作を依頼した畳時計

カテゴリー:社会・経済

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