2018回顧 新城市・奥三河
「世界の新城」交流深める
新城市役所では新庁舎供用と、世界の“新しい城”を意味するまちの住民が集うニューキャッスル・アライアンス会議の開催、豊根村では道の駅に新施設オープン、東栄町では地元漁協が、釣ったアユの買い取りを始めた。設楽町では田口線の廃線50周年イベントが展開された。いずれも次代へつなぐ施設や取り組みが見られた。
新城市の新庁舎は5月7日に供用。1956(昭和31)年に建設された旧本庁舎の老朽化対策、2005年の市町村合併で行われた組織改編で複数の部署が勤労青少年ホームや鳳来支所など他9カ所に分散されていたのに対応した。
新庁舎では市民課や保健医療課、税務課など1、2階に市民らの窓口部署が入り、3階に災害対策本部室、防災安全、行政課など、4階に市教育委員会が入った。旧本庁舎が狭いスペースだったため、通路や執務などは広くなった。
新しい城を意味する都市の人たちで行われる「ニューキャッスル・アライアンス会議」は10月3-9日に行われた。13カ国15都市が参加。代表者で共同声明を採択し、今後の文化、教育、観光などで一層の親交を深めるほか、会議期間中に経済交流会を企画、開催をしていくことを決めた。
新東名高速道路新城インターチェンジ近くに造成される「新城インター企業団地」に建設機械のレンタル、販売会社「大敬ホールディングス」(豊橋市)が進出することになり、10月30日に市土地開発公社と同社で売買契約が締結された。
今年6月1日に豊川用水通水が全面通水から50年を迎え、5月27日には新城市川合の宇連ダムで「水源地域感謝祭」が開かれた。上下流の関係者ら50人が出席し、産業発展の恩恵に感謝して後世に伝えていくことを誓い合った。
豊根村では4月に坂宇場地内の国道151号沿いにある道の駅グリーンポート宮嶋に、にぎわい拠点施設がオープン。物産品販売コーナー拡充や簡易郵便局が入った。駅は6月10日、15年4月のリニューアル後50万人を達成した。
東栄町では振草川漁業協同組合が5月12日、地元の大千瀬川で釣れたアユの買い取りを始めた。17年の「第20回清流めぐり利き鮎会」でグランプリに輝いたアユの流通させようと始めた。
設楽町では田口線(豊橋鉄道田口線)が廃線となってから50年がたった9月1日から2日間、旧三河田口駅でさよならセレモニーが開かれた。町民グループ「田口線50の会」が企画して実施。参加者らで駅舎跡に土をかぶせたほか、同2日にはトンネルなど線路跡でイベントが行われた。
(安藤聡)
「世界の新城」交流深める
新城市役所では新庁舎供用と、世界の“新しい城”を意味するまちの住民が集うニューキャッスル・アライアンス会議の開催、豊根村では道の駅に新施設オープン、東栄町では地元漁協が、釣ったアユの買い取りを始めた。設楽町では田口線の廃線50周年イベントが展開された。いずれも次代へつなぐ施設や取り組みが見られた。
新城市の新庁舎は5月7日に供用。1956(昭和31)年に建設された旧本庁舎の老朽化対策、2005年の市町村合併で行われた組織改編で複数の部署が勤労青少年ホームや鳳来支所など他9カ所に分散されていたのに対応した。
新庁舎では市民課や保健医療課、税務課など1、2階に市民らの窓口部署が入り、3階に災害対策本部室、防災安全、行政課など、4階に市教育委員会が入った。旧本庁舎が狭いスペースだったため、通路や執務などは広くなった。
新しい城を意味する都市の人たちで行われる「ニューキャッスル・アライアンス会議」は10月3-9日に行われた。13カ国15都市が参加。代表者で共同声明を採択し、今後の文化、教育、観光などで一層の親交を深めるほか、会議期間中に経済交流会を企画、開催をしていくことを決めた。
新東名高速道路新城インターチェンジ近くに造成される「新城インター企業団地」に建設機械のレンタル、販売会社「大敬ホールディングス」(豊橋市)が進出することになり、10月30日に市土地開発公社と同社で売買契約が締結された。
今年6月1日に豊川用水通水が全面通水から50年を迎え、5月27日には新城市川合の宇連ダムで「水源地域感謝祭」が開かれた。上下流の関係者ら50人が出席し、産業発展の恩恵に感謝して後世に伝えていくことを誓い合った。
豊根村では4月に坂宇場地内の国道151号沿いにある道の駅グリーンポート宮嶋に、にぎわい拠点施設がオープン。物産品販売コーナー拡充や簡易郵便局が入った。駅は6月10日、15年4月のリニューアル後50万人を達成した。
東栄町では振草川漁業協同組合が5月12日、地元の大千瀬川で釣れたアユの買い取りを始めた。17年の「第20回清流めぐり利き鮎会」でグランプリに輝いたアユの流通させようと始めた。
設楽町では田口線(豊橋鉄道田口線)が廃線となってから50年がたった9月1日から2日間、旧三河田口駅でさよならセレモニーが開かれた。町民グループ「田口線50の会」が企画して実施。参加者らで駅舎跡に土をかぶせたほか、同2日にはトンネルなど線路跡でイベントが行われた。
(安藤聡)