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田原・高松地区「少子高齢化とまちづくり」を探る

高松、赤羽根、若戸地区と市が意見交換した懇談会=高松市民館で
高松、赤羽根、若戸地区と市が意見交換した懇談会=高松市民館で

 田原市の高松コミュニティ協議会は17日夜、市と赤羽根、若戸地区代表者らを迎えた地域懇談会を高松市民館で開き、「少子高齢化社会とまちづくり」などをテーマに意見交換した。
 高松地区住民をはじめ、地元民生委員や老人クラブなど、全体で約50人が参加した。
 人口減少と高齢化による活力の衰退が懸念されているという高松は、昨年4月時点での高齢化率が29・46%(市平均25・48%)。懇談会では地域活力を生み出すための方策や地域課題を住民と行政相互で共有した。
 この日は市が推進するサーフィンを核とした▽「サーフタウン構想」▽土地利用規制と人口増対策
▽高齢化による地域と行政の役割▽環境保全と美化、などがテーマ。行政側による現状説明などに続き、意見を交換した。
 住民側の意見では高齢者の徘徊による行方不明事案が立て続けに発生したことによる地域の見守り体制の強化、通院に伴う交通網整備、無医地区状態の克服に関する指摘や、将来的な増加が考えられる空き家とその土地を活用した人口誘導策を求める声があった。
 地域通貨を用いた助け合いの福祉制度「生活ささえあいネット」については、市民側に浸透しておらず、知られていないとして、周知の徹底を要望。 
 サーフタウン構想に関しては、「サーフィンは楽しみたいが仕事がない」との声を受け、雇用に生み出す環境整備や構想実現に向けたスピードアップを求めた。
 懇談会後、柴田陽助会長は「地域全体の問題や課題を話し合う場になった」と話した。
(千葉敬也)

 田原市の高松コミュニティ協議会は17日夜、市と赤羽根、若戸地区代表者らを迎えた地域懇談会を高松市民館で開き、「少子高齢化社会とまちづくり」などをテーマに意見交換した。
 高松地区住民をはじめ、地元民生委員や老人クラブなど、全体で約50人が参加した。
 人口減少と高齢化による活力の衰退が懸念されているという高松は、昨年4月時点での高齢化率が29・46%(市平均25・48%)。懇談会では地域活力を生み出すための方策や地域課題を住民と行政相互で共有した。
 この日は市が推進するサーフィンを核とした▽「サーフタウン構想」▽土地利用規制と人口増対策
▽高齢化による地域と行政の役割▽環境保全と美化、などがテーマ。行政側による現状説明などに続き、意見を交換した。
 住民側の意見では高齢者の徘徊による行方不明事案が立て続けに発生したことによる地域の見守り体制の強化、通院に伴う交通網整備、無医地区状態の克服に関する指摘や、将来的な増加が考えられる空き家とその土地を活用した人口誘導策を求める声があった。
 地域通貨を用いた助け合いの福祉制度「生活ささえあいネット」については、市民側に浸透しておらず、知られていないとして、周知の徹底を要望。 
 サーフタウン構想に関しては、「サーフィンは楽しみたいが仕事がない」との声を受け、雇用に生み出す環境整備や構想実現に向けたスピードアップを求めた。
 懇談会後、柴田陽助会長は「地域全体の問題や課題を話し合う場になった」と話した。
(千葉敬也)

高松、赤羽根、若戸地区と市が意見交換した懇談会=高松市民館で
高松、赤羽根、若戸地区と市が意見交換した懇談会=高松市民館で

カテゴリー:社会・経済

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