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豊川のイオンモール 早くて22年秋にも開業

イオンモールが進出するスズキ跡地の南側。新たな出入口の新設が検討されている=豊川市白鳥町で
イオンモールが進出するスズキ跡地の南側。新たな出入口の新設が検討されている=豊川市白鳥町で

 大型商業施設イオンモールが進出する八幡地区のまちづくりに関する豊川市による住民向け説明会が7日夜、勤労福祉会館であり、イオンモール側は早くて2022年秋にも開業する計画を明かした。市は計画地南側に4つの出入口や道路を整備するなど、新たな渋滞対策案を示した。
 イオンモール開発本部の吉川浩司さんは「手続きなどがスムーズにいけば、最短で2022年度下期に開業したい」。スズキ工場の解体が始まっている土地は2019年度下期に引き渡され、2020年度には店舗面積や営業時間など出店概要を伝える地域説明会を実施。同年度下期から約2年かけて建設工事を行い、2022年度下期(10月~翌年3月)に開業する。また1、2期オープンと段階的な開業も検討する。
 近隣には住宅街や通学路、市民病院があることから、市民からは利用客による交通渋滞を心配する声が上がっていた。市はすでに明かしていた対策も踏まえ、計画地から南西の国道1号の交差点「穴田」につながる蔵子線を緊急車両の通行帯を確保するため拡幅。市民病院の北側に救急車の出入口を新設し、新文化会館などを整備する日立跡地を駐車場として暫定利用することを決めた。
 また、実施に向けた計画として、店舗計画地南側に新たに4カ所の出入口を設け、南東からここにつながる篠束野口線の交差点の直進2車線を確保し、住宅街への車両流入を防ぐ。西側の国道1号までを結ぶ白鳥野畔原溝線も拡幅改良。また、計画地北側の交差点「市民病院東」付近には歩道橋を設置する案もあり、歩車分離を図る。
 この日は、イオンモール計画地を「近隣商業地域」に、文化会館など計画地を「準工業地域」に、用途変更を9月に決定するといった都市計画の説明も行われ、参加住民と意見を交わした。
(由本裕貴)

 大型商業施設イオンモールが進出する八幡地区のまちづくりに関する豊川市による住民向け説明会が7日夜、勤労福祉会館であり、イオンモール側は早くて2022年秋にも開業する計画を明かした。市は計画地南側に4つの出入口や道路を整備するなど、新たな渋滞対策案を示した。
 イオンモール開発本部の吉川浩司さんは「手続きなどがスムーズにいけば、最短で2022年度下期に開業したい」。スズキ工場の解体が始まっている土地は2019年度下期に引き渡され、2020年度には店舗面積や営業時間など出店概要を伝える地域説明会を実施。同年度下期から約2年かけて建設工事を行い、2022年度下期(10月~翌年3月)に開業する。また1、2期オープンと段階的な開業も検討する。
 近隣には住宅街や通学路、市民病院があることから、市民からは利用客による交通渋滞を心配する声が上がっていた。市はすでに明かしていた対策も踏まえ、計画地から南西の国道1号の交差点「穴田」につながる蔵子線を緊急車両の通行帯を確保するため拡幅。市民病院の北側に救急車の出入口を新設し、新文化会館などを整備する日立跡地を駐車場として暫定利用することを決めた。
 また、実施に向けた計画として、店舗計画地南側に新たに4カ所の出入口を設け、南東からここにつながる篠束野口線の交差点の直進2車線を確保し、住宅街への車両流入を防ぐ。西側の国道1号までを結ぶ白鳥野畔原溝線も拡幅改良。また、計画地北側の交差点「市民病院東」付近には歩道橋を設置する案もあり、歩車分離を図る。
 この日は、イオンモール計画地を「近隣商業地域」に、文化会館など計画地を「準工業地域」に、用途変更を9月に決定するといった都市計画の説明も行われ、参加住民と意見を交わした。
(由本裕貴)

イオンモールが進出するスズキ跡地の南側。新たな出入口の新設が検討されている=豊川市白鳥町で
イオンモールが進出するスズキ跡地の南側。新たな出入口の新設が検討されている=豊川市白鳥町で

カテゴリー:社会・経済

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