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駐日ブラジル大使が豊橋表敬

記念品を交換し、握手をするサボイア大使㊧と佐原市長=豊橋市役所で
記念品を交換し、握手をするサボイア大使㊧と佐原市長=豊橋市役所で

 エドゥアルド・パエス・サボイア駐日ブラジル大使が12日、着任のあいさつのため、ブラジル人の多い豊橋市を訪れ、市役所に佐原光一市長を表敬訪問した。
 同市のブラジル国籍市民は昨年12月末で7743人。外国籍の半分近くを占め、最も多い。
 「ブラジルのコミュニティのある地域への訪問を大切にしている」というサボイア大使。昨年12月に着任し、初の地方訪問となったこの日は県知事、名古屋市長も表敬訪問している。豊橋市では、市立豊岡中学校にある来日間もない外国籍中学生らのための初期支援校「みらい」なども視察し、大使は「ブラジルと日本の架け橋になってほしい」と子どもたちに期待を寄せた。
 1990(平成2)年の入管法改正で日本で就労する日系ブラジル人が増え始め、来年で30年となる。大使は「記念行事を計画しており、歴史をたどりながら今後を考える機会にしたい。ぜひ出席してほしい」と持ち掛けた。
 「日本で生まれ育った子どもたちはエンジニアになったり、力士になったり、日本のさまざまな分野で活躍しています」と続けた。
 ブラジルの近況も説明し「政権が代わり、自由貿易にかじを切っているが、政権が代わろうと日本を大切にしています」と述べた。
 また、「日本とブラジルの経済分野の交流も強化したい」と話し、佐原市長は「ともに発展できるような取り組みをしたい。この地域は工業力だけでなく、農業も先端。一緒にやっていければ」と協力し合うことを呼び掛けた。
(中村晋也)

 エドゥアルド・パエス・サボイア駐日ブラジル大使が12日、着任のあいさつのため、ブラジル人の多い豊橋市を訪れ、市役所に佐原光一市長を表敬訪問した。
 同市のブラジル国籍市民は昨年12月末で7743人。外国籍の半分近くを占め、最も多い。
 「ブラジルのコミュニティのある地域への訪問を大切にしている」というサボイア大使。昨年12月に着任し、初の地方訪問となったこの日は県知事、名古屋市長も表敬訪問している。豊橋市では、市立豊岡中学校にある来日間もない外国籍中学生らのための初期支援校「みらい」なども視察し、大使は「ブラジルと日本の架け橋になってほしい」と子どもたちに期待を寄せた。
 1990(平成2)年の入管法改正で日本で就労する日系ブラジル人が増え始め、来年で30年となる。大使は「記念行事を計画しており、歴史をたどりながら今後を考える機会にしたい。ぜひ出席してほしい」と持ち掛けた。
 「日本で生まれ育った子どもたちはエンジニアになったり、力士になったり、日本のさまざまな分野で活躍しています」と続けた。
 ブラジルの近況も説明し「政権が代わり、自由貿易にかじを切っているが、政権が代わろうと日本を大切にしています」と述べた。
 また、「日本とブラジルの経済分野の交流も強化したい」と話し、佐原市長は「ともに発展できるような取り組みをしたい。この地域は工業力だけでなく、農業も先端。一緒にやっていければ」と協力し合うことを呼び掛けた。
(中村晋也)

記念品を交換し、握手をするサボイア大使㊧と佐原市長=豊橋市役所で
記念品を交換し、握手をするサボイア大使㊧と佐原市長=豊橋市役所で

カテゴリー:政治・行政

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