蒲郡市長選 鈴木氏が出馬表明

　任期満了（11月６日）に伴う蒲郡市長選に、元新聞販売店社長で蒲郡シティーセールスプロジェクトリーダーの鈴木寿明氏（56）が23日、出馬への意欲を明らかにした。同日夕に後援会発足式が行われ、「このまちを良くしていく思いを一つにして人材育成や福祉の充実、産業振興をしていきたい」と約２５０人に決意を語った。
　鈴木氏は蒲郡青年会議所理事長、蒲郡商工会議所青年部会長、蒲郡ライオンズクラブ会長、蒲郡市小中学校ＰＴＡ連絡協議会会長などを歴任。青年部時代の仲間と共に蒲郡の魅力発信にと映画ロケの誘致、ロケでの炊き出しから生まれた「ガマゴリうどん」の開発、全国ご当地うどんサミットの開催に尽力した。
　「元気に欠けている蒲郡市。市長選に挑戦します。持っているエネルギーをすべて注ぎたい」と鈴木氏は決意を表した。
　後援会長には元教育長の廣中達憲氏が就き、「将来の蒲郡を思う気持ちはブレず、人望も厚い。結束を固めていきたい」とあいさつした。
　市長選に立候補の意欲を示したのは鈴木氏が初めて。現職の稲葉正吉氏（66）＝２期＝はまだ表明していない。
（安藤聡）