「豊川用水」生みの親に感謝
田原で国際RC東三河分区が近藤寿市郎フォーラム
国際ロータリー第2760地区(愛知県)東三河分区インターシティーミーティング(IM)が2日、田原市の崋山会館で行われた。東三河の平野部を潤す豊川用水が昨年、通水50周年を迎えたのに合わせ、同用水の構想を発案した偉人・近藤寿市郎(1870~1960年)をテーマにしたフォーラムなどがあった。
東三河分区IMは、12クラブが集う研修と親睦の場。本年度は、田原パシフィッククラブ(河合喜嗣会長)がホストを務めて開催した。今回は、全国屈指の農業地帯・田原市など東三河の産業、暮らしを支える豊川用水と生みの親・寿市郎への感謝を込めて「感謝!」をテーマとし、会員ら203人が出席した。
フォーラムでは、寿市郎についての著書がある元田原市教育長の嶋津隆文氏、豊川用水などを昨年取材した中日新聞社記者・五十幡将之氏が講師を務めた。
田原市高松町出身の政治家で、県議や衆院議員、豊橋市長などを歴任した寿市郎。豊川用水などの大構想について、嶋津氏が話した。「世紀の大ボラ」と言われたが、実現したことに、嶋津氏は「当時、東三河をいかに豊かにするか、そういう人たちの思いが結集していた。それがすごい」と話した。
豊川用水への恩恵、継承に関しては「水源地への感謝を形で示すことが大事。伝承といのは、生の話や感謝を口にして伝えていくこと」と話した。
2710地区の村井總一郎ガバナーは「テーマの感謝を絡めながら伝えていただき、すばらしいIMになった」と感想を話した。
(中村晋也)
田原で国際RC東三河分区が近藤寿市郎フォーラム
国際ロータリー第2760地区(愛知県)東三河分区インターシティーミーティング(IM)が2日、田原市の崋山会館で行われた。東三河の平野部を潤す豊川用水が昨年、通水50周年を迎えたのに合わせ、同用水の構想を発案した偉人・近藤寿市郎(1870~1960年)をテーマにしたフォーラムなどがあった。
東三河分区IMは、12クラブが集う研修と親睦の場。本年度は、田原パシフィッククラブ(河合喜嗣会長)がホストを務めて開催した。今回は、全国屈指の農業地帯・田原市など東三河の産業、暮らしを支える豊川用水と生みの親・寿市郎への感謝を込めて「感謝!」をテーマとし、会員ら203人が出席した。
フォーラムでは、寿市郎についての著書がある元田原市教育長の嶋津隆文氏、豊川用水などを昨年取材した中日新聞社記者・五十幡将之氏が講師を務めた。
田原市高松町出身の政治家で、県議や衆院議員、豊橋市長などを歴任した寿市郎。豊川用水などの大構想について、嶋津氏が話した。「世紀の大ボラ」と言われたが、実現したことに、嶋津氏は「当時、東三河をいかに豊かにするか、そういう人たちの思いが結集していた。それがすごい」と話した。
豊川用水への恩恵、継承に関しては「水源地への感謝を形で示すことが大事。伝承といのは、生の話や感謝を口にして伝えていくこと」と話した。
2710地区の村井總一郎ガバナーは「テーマの感謝を絡めながら伝えていただき、すばらしいIMになった」と感想を話した。
(中村晋也)