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「カメ止め」監督や地元出身の真魚さん登場

「カメラを止めるな!」の上田監督㊧と豊橋市出身の真魚さん=プラットで
「カメラを止めるな!」の上田監督㊧と豊橋市出身の真魚さん=プラットで
気軽に写真撮影に応じた2人の周りを多くのファンが囲んだ=同
気軽に写真撮影に応じた2人の周りを多くのファンが囲んだ=同

 「ええじゃないか とよはし映画祭2019」(同祭実行委員会主催)2日目の9日、異例の大ヒットとなった映画「カメラを止めるな!」の上映があり、上田慎一郎監督とメインキャストで豊橋市出身の真魚(まお)さんが会場の同市穂の国とよはし芸術劇場プラットでゲストトークを行った。
 上映後、約250人の観客の前に登場した2人。真魚さんは「ただいまです」とあいさつし、「映画の仕事で豊橋に帰って来られてうれしいです」と笑顔を見せた。
 真魚さんは、市内の小・中学校、田原市の高校を卒業。上京した後、23歳で岩井俊二監督の作品「スワロウテイル」(1996年)と出会い、役者を志した。テレビドラマ、映画などのスタンドインやエキストラを経験する中で、本作のオーディションに参加、主演の日暮隆之監督の娘・日暮真央役をつかんだ。
 たった2館での上映から全国、世界へと広がる大ヒットとなった本作。真魚さんは「ユナイテッド・シネマ豊橋18」(同市藤沢町)での上映にはひときわ思い入れがあったようで、「泣きました。見た景色の中で自分がスクリーンにいるのがぐっときた」と豊橋での舞台あいさつを振り返った。
 本作は、上田監督が選ばれた無名の俳優たちに当て書きする形で登場人物を描いており、真魚さんについて「暴れん坊なところがある」と分析。ワークショップ形式で行ったオーディションでのエピソードを紹介し、会場は大盛り上がり。
 また、先日あった「第42回日本アカデミー賞」について聞かれた上田監督は、主演の濱津隆之さんがそうそうたる俳優陣と並ぶ姿を「ほんまCGかと思った」とジョークを飛ばしつつ、「舘ひろしさんと役所広司さんの間をおぼつかない足取りで歩いている姿を見てぐっときた」と心境を明かした。
 トーク後には、会場外で“感染”した観客一人ひとりと握手や写真撮影に応じた2人。真魚さんは、中学時代からの親友とその母親と再会し、感極まり涙を見せた。「ずっと応援してくれていたので、ありがとうという思いで涙があふれた」とうれしいサプライズとなった。
(飯塚雪)

 「ええじゃないか とよはし映画祭2019」(同祭実行委員会主催)2日目の9日、異例の大ヒットとなった映画「カメラを止めるな!」の上映があり、上田慎一郎監督とメインキャストで豊橋市出身の真魚(まお)さんが会場の同市穂の国とよはし芸術劇場プラットでゲストトークを行った。
 上映後、約250人の観客の前に登場した2人。真魚さんは「ただいまです」とあいさつし、「映画の仕事で豊橋に帰って来られてうれしいです」と笑顔を見せた。
 真魚さんは、市内の小・中学校、田原市の高校を卒業。上京した後、23歳で岩井俊二監督の作品「スワロウテイル」(1996年)と出会い、役者を志した。テレビドラマ、映画などのスタンドインやエキストラを経験する中で、本作のオーディションに参加、主演の日暮隆之監督の娘・日暮真央役をつかんだ。
 たった2館での上映から全国、世界へと広がる大ヒットとなった本作。真魚さんは「ユナイテッド・シネマ豊橋18」(同市藤沢町)での上映にはひときわ思い入れがあったようで、「泣きました。見た景色の中で自分がスクリーンにいるのがぐっときた」と豊橋での舞台あいさつを振り返った。
 本作は、上田監督が選ばれた無名の俳優たちに当て書きする形で登場人物を描いており、真魚さんについて「暴れん坊なところがある」と分析。ワークショップ形式で行ったオーディションでのエピソードを紹介し、会場は大盛り上がり。
 また、先日あった「第42回日本アカデミー賞」について聞かれた上田監督は、主演の濱津隆之さんがそうそうたる俳優陣と並ぶ姿を「ほんまCGかと思った」とジョークを飛ばしつつ、「舘ひろしさんと役所広司さんの間をおぼつかない足取りで歩いている姿を見てぐっときた」と心境を明かした。
 トーク後には、会場外で“感染”した観客一人ひとりと握手や写真撮影に応じた2人。真魚さんは、中学時代からの親友とその母親と再会し、感極まり涙を見せた。「ずっと応援してくれていたので、ありがとうという思いで涙があふれた」とうれしいサプライズとなった。
(飯塚雪)

「カメラを止めるな!」の上田監督㊧と豊橋市出身の真魚さん=プラットで
「カメラを止めるな!」の上田監督㊧と豊橋市出身の真魚さん=プラットで
気軽に写真撮影に応じた2人の周りを多くのファンが囲んだ=同
気軽に写真撮影に応じた2人の周りを多くのファンが囲んだ=同

カテゴリー:社会・経済 / 芸能・文化

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