金融機関に新入職員

新年度スタート　東三河で入庫式

　新年度が始まった１日、東三河の金融機関でも入庫式などが開かれ、フレッシュな新入職員らが緊張した表情で臨んだ。

蒲郡信用金庫
気力と知力、行動力持って

　蒲郡信用金庫（竹田知史理事長）の入庫式が、蒲郡市神明町の本店ホールで開かれた。66人（男性24人、女性42人）が緊張した面持ちで式に臨んだ。
　竹田理事長は「皆さんは新元号とともに大きな波に立ち向かっていきます。気力と知力、行動力を持って励んでほしい」と激励した。
　新入職員代表の芳村進太郎さん（22）は「今日の新鮮な想いを忘れることなく愛郷の心を棟に地域社会と産業の発展、金庫の飛躍に向けて全力を尽くします」と誓いの言葉を述べた。
　竹田理事長から辞令を受けた新入職員らは研修を受けた後、22日に各営業店へ配属される。
（安藤聡）

豊橋信用金庫
地域にとって大切な存在

　豊橋信用金庫は、豊橋市岩田町の研修会館で新入職員の辞令交付式を実施し、研修を始めた。
　山口進理事長は、式で「きょうは社会人に出る第一歩。金融機関へ入庫したことで、節度を持って、倫理観を持って行動してほしい。世間の人たちは、君たちを見ている。学生とは違うことを自覚してほしい」と呼び掛けた。
　その上で「金融機関は今、大きな変化の中にある。ビジネスモデルは変わるかもれないが、地域にとって大切な存在（信用金庫の使命）は変わらないと思っている。間もなく当金庫は１００周年。この歴史を大切にし、君たちが１日でも早く仕事に人に社会に慣れてほしい」と期待を込めてあいさつした。
　新入職員は、同金庫職員としての心構え、業務の概要などに関する研修を受け、各部・店舗に配属される。
（中村晋也）

豊川信用金庫
地域に愛される信頼関係を

　豊川信用金庫（半田富男理事長）でも、豊川市旭町のいなり支店併設の研修センターで新入職員の入庫式が行われた。
　今年度の新入職員は38人（男性13人、女性25人）。半田理事長は「地域の発展に奉仕し、地域に愛される信頼関係を築くよう努力していただきたい」「コンプライアンスを理解し、お客さまからの信用を失わないよう、守るべき社会の規範、常識や規則、ルールを身に着け責任ある行動をしていただきたい」などと激励した。
　新入職員を代表し、誓いの言葉を述べた玉山魁音さんは「地域の皆さまに愛され、厚い信頼をいただけるよう、自らの行動に自覚と誇りを持ちます」「新しい時代の幕開けである今日のこの思いを忘れることなく、明確なビジョンを持ち、日々精進に努めます」などと意気込んだ。
（由本裕貴）