ほの国百貨店で個展のあいはらさん抱負

　豊橋市駅前大通のほの国百貨店８階で「～幸せと生きがいを求めて～あいはら友子　赤富士絵画展」が開幕。女優で日本画家のあいはら友子さんが手掛けた力強い絵画作品を8日まで展示販売するもので、５～７日にはトークショーやサイン会も予定している。初日の４日、あいはらさんが東愛知新聞社を訪れ、個展への思いを語った。
　あいはらさんはＮＨＫ朝ドラでデビューし、現在は女優、日本画家に加え、心理相談員や公認テクニカルアナリストなどとしても活躍中。全国各地で積極的に個展を開いており、今展では見る人を力づける「赤富士」を中心に４～15号の作品約60点を並べている。
　「２０１９～21年は冷たく重い年。心がガス欠になるので、この３年間はメンタルの強さ、優しさや恩義が大切になる」とあいはらさん。見る人に心の強さを持ってもらおうと描く新作が、自分で力強く飛び立つ様を描いた「火の鳥」だ。今展では、不安の年を乗り越えるべく暗い中でも明るさや優しさ、心の強さ、助け合いなどをキーワードに描いた圧巻の作品が多数並ぶ。
　会場では、ここ10年をどう過ごしたら良いかを語るトークショーを３日間の午後１時からと３時からの２回行うほか、書籍・グッズ購入者対象のサイン会もある。また、作品購入者には家族・会社まで細かく丁寧なカウンセリングも実施する。「向こう10年の時代の流れを話す。トークショーにはぜひ来てほしい」とあいはらさんは来場を呼び掛ける。
（田中博子）