文字の大きさ

豊川市長選 最大会派が竹本副市長を推薦へ

1期目から山脇市長を支えている竹本副市長㊧
1期目から山脇市長を支えている竹本副市長㊧

 10月19日の任期満了に伴う秋の豊川市長選で、現職の山脇実市長(74)が出馬しない意向を示した場合、市議の最大会派・とよかわ未来が竹本幸夫副市長(65)を後任に推薦する方針を固めたことが分かった。山脇市長は6月の定例議会で態度を表明する。

 元市議の山脇市長は2007(平成19)年秋、市民病院の八幡地区への移転新築を掲げ、現職候補を破って初当選。以来、3期12年間で市民病院の移転や旧宝飯郡との合併、子育て支援や防災対策などに取り組んできた。車のセールスマンだった経験も生かし、人の意見を聞く姿勢と物腰柔らかな人柄で多くの市民に親しまれている。
 初当選時からの公約だった「豊川海軍工廠(しょう)平和公園」が昨年6月に開園したこともあり、年齢も加味して勇退する可能性がある。その場合、保守系で最大会派のとよかわ未来は後任として、山脇市長を“右腕”として支えてきた竹本副市長を推薦することが、関係者への取材で分かった。21日投開票の市議選の結果、とよかわ未来は最大会派を維持する見通しとなり、方針に変わりはないようだ。
 竹本副市長は豊川市市田町出身。教育委員会や企画部などを経て、山脇市長の就任翌年に副市長に就任。2017年4月に就任した田中義章副市長と共に山脇市政を支えている。八幡地区への大型商業施設進出や新文化会館整備、プリオ公有化などの諸問題に尽力するほか、よさこいチームやB-1グランプリなどのイベントでも活躍するなど、明るい人柄と幅広い人脈で市民に人気を集めている。
(由本裕貴)

 10月19日の任期満了に伴う秋の豊川市長選で、現職の山脇実市長(74)が出馬しない意向を示した場合、市議の最大会派・とよかわ未来が竹本幸夫副市長(65)を後任に推薦する方針を固めたことが分かった。山脇市長は6月の定例議会で態度を表明する。

 元市議の山脇市長は2007(平成19)年秋、市民病院の八幡地区への移転新築を掲げ、現職候補を破って初当選。以来、3期12年間で市民病院の移転や旧宝飯郡との合併、子育て支援や防災対策などに取り組んできた。車のセールスマンだった経験も生かし、人の意見を聞く姿勢と物腰柔らかな人柄で多くの市民に親しまれている。
 初当選時からの公約だった「豊川海軍工廠(しょう)平和公園」が昨年6月に開園したこともあり、年齢も加味して勇退する可能性がある。その場合、保守系で最大会派のとよかわ未来は後任として、山脇市長を“右腕”として支えてきた竹本副市長を推薦することが、関係者への取材で分かった。21日投開票の市議選の結果、とよかわ未来は最大会派を維持する見通しとなり、方針に変わりはないようだ。
 竹本副市長は豊川市市田町出身。教育委員会や企画部などを経て、山脇市長の就任翌年に副市長に就任。2017年4月に就任した田中義章副市長と共に山脇市政を支えている。八幡地区への大型商業施設進出や新文化会館整備、プリオ公有化などの諸問題に尽力するほか、よさこいチームやB-1グランプリなどのイベントでも活躍するなど、明るい人柄と幅広い人脈で市民に人気を集めている。
(由本裕貴)

1期目から山脇市長を支えている竹本副市長㊧
1期目から山脇市長を支えている竹本副市長㊧

カテゴリー:政治・行政

 PR

PR