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三河港 自動車輸入の金額と台数が24年連続全国一

 名古屋税関豊橋税関支署が27日発表した2016(平成28)年の三河港貿易概況(速報)によると、自動車輸入の金額と台数が24年連続で全国一となった。金額は過去最高。自動車輸出は金額が5年連続で2位、台数は3位で、自動車港湾・三河港を堅持した。
 同港の輸入額は、前年比0・6%増の6408億7900万円で7年連続の増加。自動車が増加となり、全体の86・5%を占める。果実も増えた。鉄鋼、絶縁電線及び絶縁ケーブルなどは減少した。
 自動車輸入は3・4%増の5542億円。7年連続で増え、過去最高の前年を上回った。全国シェアは47・1%。
 一方、台数は2年連続で減少し、17万9115台で1・9%減となったが、全国シェアは51%と半数を維持した。
 金額が増加、台数は減少し、ここ数年、1台あたりの単価が上昇しているのが傾向だ。
 輸入額の国別では、前年より減ったものの、ドイツが最も多い。英国、ベルギー、イタリアが前年より増加。いずれも自動車が主要品目だ。
 同港の輸出額は前年比11・5%減の2兆3880億6000万円で5年ぶりの減少。全体の95・1%を占める自動車は減少したが、船舶類などが伸びた。
 自動車輸出は、11・6%減の2兆2714億2500万円。5年ぶりの減少で、全国順位は名古屋港に次ぐ2位を維持した。台数は、1・3%減の86万5725台。2年ぶりの減少となった。順位は名古屋港、横浜港に次ぐ3位。
 輸出額の国別では、米国が最も多いが、主要品目の自動車などが減って減少。カナダ、ドイツは増えた。
 輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は、1兆7471億8100万円の輸出超過だった。
(中村晋也)

 名古屋税関豊橋税関支署が27日発表した2016(平成28)年の三河港貿易概況(速報)によると、自動車輸入の金額と台数が24年連続で全国一となった。金額は過去最高。自動車輸出は金額が5年連続で2位、台数は3位で、自動車港湾・三河港を堅持した。
 同港の輸入額は、前年比0・6%増の6408億7900万円で7年連続の増加。自動車が増加となり、全体の86・5%を占める。果実も増えた。鉄鋼、絶縁電線及び絶縁ケーブルなどは減少した。
 自動車輸入は3・4%増の5542億円。7年連続で増え、過去最高の前年を上回った。全国シェアは47・1%。
 一方、台数は2年連続で減少し、17万9115台で1・9%減となったが、全国シェアは51%と半数を維持した。
 金額が増加、台数は減少し、ここ数年、1台あたりの単価が上昇しているのが傾向だ。
 輸入額の国別では、前年より減ったものの、ドイツが最も多い。英国、ベルギー、イタリアが前年より増加。いずれも自動車が主要品目だ。
 同港の輸出額は前年比11・5%減の2兆3880億6000万円で5年ぶりの減少。全体の95・1%を占める自動車は減少したが、船舶類などが伸びた。
 自動車輸出は、11・6%減の2兆2714億2500万円。5年ぶりの減少で、全国順位は名古屋港に次ぐ2位を維持した。台数は、1・3%減の86万5725台。2年ぶりの減少となった。順位は名古屋港、横浜港に次ぐ3位。
 輸出額の国別では、米国が最も多いが、主要品目の自動車などが減って減少。カナダ、ドイツは増えた。
 輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は、1兆7471億8100万円の輸出超過だった。
(中村晋也)

カテゴリー:社会・経済

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