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豊橋市交通児童館50周年

開館50周年を祝ったセレモニー=豊橋市交通児童館で
開館50周年を祝ったセレモニー=豊橋市交通児童館で
クライムから寄贈された交通安全サポートカー=同
クライムから寄贈された交通安全サポートカー=同

 楽しく交通ルールが学べる施設「豊橋市交通児童館」が開館50周年を迎えた。11日には、記念セレモニーが同館であり、関係者らが節目を祝ったほか、子どもたちが「交通安全七つのお約束」を宣誓し、交通事故撲滅を願った。
 同館は、交通事故による死者数が年々増加していた「交通戦争」真っただ中の1969(昭和44)年5月1日に開館。現在の建物は93年3月に建てられ、児童館に併設された交通児童遊園では、自転車やカートなど貸出の乗り物に乗りながら交通ルールが学べるほか、館内では、工作やゲーム、ワークショップなどが体験できる。自転車の乗り方教室や交通安全教室も開かれ、多くの子どもたちでにぎわう。
 セレモニーは「つつじが丘マーチングバンド」の演奏で幕開け。佐原光一市長は「子どもたちにはこれからも、マナー意識や自分の身を守るための知恵を学んでほしい」とあいさつした。豊橋署の林公男署長は、開館当時の県内の交通事故死者数が900人を超え、うち、中学生以下の子どもも100人以上が犠牲になったことに触れ「1件でも交通事故がなくなることを願っている」と話した。
 続いて、中学生ボランティアと来館した子どもたちが声を合わせ「道路には絶対に飛び出しません」などのルール順守を宣誓。来館者が色を塗った記念旗も掲げられ、交通事故のない社会を願った。
 会場では、パトカーの展示や白バイによるデモ走行、ごみ収集車の乗車体験のほか、4月施行の市条例に合わせ、着用が努力義務化された自転車ヘルメットの展示や、加入が義務になった自転車損害賠償保険の相談ブースなども設けられ、自転車の安全利用も呼び掛けた。
 この日は、50周年を記念して東三河でオートバックスを営む「クライム」(豊橋市)から交通安全サポートカーが市へ寄贈された。陶山哲男会長は「しっかり活用していただき、交通安全に努力してほしい」と述べ、佐原市長から感謝状を受け取った。車は、市のマスコットキャラクター「トヨッキー」などが描かれたかわいらしいデザイン。市が幼稚園や小学校などで開く交通安全教室へ出向く際などに使われるという。
(飯塚雪)

 楽しく交通ルールが学べる施設「豊橋市交通児童館」が開館50周年を迎えた。11日には、記念セレモニーが同館であり、関係者らが節目を祝ったほか、子どもたちが「交通安全七つのお約束」を宣誓し、交通事故撲滅を願った。
 同館は、交通事故による死者数が年々増加していた「交通戦争」真っただ中の1969(昭和44)年5月1日に開館。現在の建物は93年3月に建てられ、児童館に併設された交通児童遊園では、自転車やカートなど貸出の乗り物に乗りながら交通ルールが学べるほか、館内では、工作やゲーム、ワークショップなどが体験できる。自転車の乗り方教室や交通安全教室も開かれ、多くの子どもたちでにぎわう。
 セレモニーは「つつじが丘マーチングバンド」の演奏で幕開け。佐原光一市長は「子どもたちにはこれからも、マナー意識や自分の身を守るための知恵を学んでほしい」とあいさつした。豊橋署の林公男署長は、開館当時の県内の交通事故死者数が900人を超え、うち、中学生以下の子どもも100人以上が犠牲になったことに触れ「1件でも交通事故がなくなることを願っている」と話した。
 続いて、中学生ボランティアと来館した子どもたちが声を合わせ「道路には絶対に飛び出しません」などのルール順守を宣誓。来館者が色を塗った記念旗も掲げられ、交通事故のない社会を願った。
 会場では、パトカーの展示や白バイによるデモ走行、ごみ収集車の乗車体験のほか、4月施行の市条例に合わせ、着用が努力義務化された自転車ヘルメットの展示や、加入が義務になった自転車損害賠償保険の相談ブースなども設けられ、自転車の安全利用も呼び掛けた。
 この日は、50周年を記念して東三河でオートバックスを営む「クライム」(豊橋市)から交通安全サポートカーが市へ寄贈された。陶山哲男会長は「しっかり活用していただき、交通安全に努力してほしい」と述べ、佐原市長から感謝状を受け取った。車は、市のマスコットキャラクター「トヨッキー」などが描かれたかわいらしいデザイン。市が幼稚園や小学校などで開く交通安全教室へ出向く際などに使われるという。
(飯塚雪)

開館50周年を祝ったセレモニー=豊橋市交通児童館で
開館50周年を祝ったセレモニー=豊橋市交通児童館で
クライムから寄贈された交通安全サポートカー=同
クライムから寄贈された交通安全サポートカー=同

カテゴリー:社会・経済

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