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「渥美半島酒場」東京駅近くに出店計画

株主総会であいさつする安田社長=崋山会館で
株主総会であいさつする安田社長=崋山会館で

 田原市の中心市街地のまちづくりに取り組む第3セクター、あつまるタウン田原(安田幸雄社長)の株主総会が23日、同市の崋山会館で開かれた。安田社長は、同市の豊かな食材を使った飲食店「渥美半島酒場(仮称)」を東京駅近くに開店させる計画を明らかにした。
 計画によると、同社が特別目的会社を設立。この会社が農産物、水産物など渥美半島の食材を調達、運搬するなどして、各地の食材を使用しご当地酒場を東京都内などで展開しているファンファンクション(東京都中央区)が店舗を運営する。
 東京駅に近い八重洲、日本橋付近で出店を考え、安田社長は「渥美半島を知ってもらう店にしたい。夏ぐらいにオープンさせたい」との考えを述べた。将来的には、半島の事業者が店で経営のノウハウを学ぶ人材育成の場にも生かしたいという。
 ファンファンクションは、北海道や青森県、佐賀県などのご当地酒場を営業。研修では、その当地を従業員が訪れ、食材を学んでいる。
 総会では、2018(平成30)年度決算などを承認。同決算によると、売上高は2億7547万円、利益が1325万円だった。
 中心市街地活性化事業では、昨年、三河田原駅前工場跡地活用事業で商業施設などの「ララグラン」が開業し、施設管理などにあたる。
 施設管理運営事業では、中心街にある複合商業施設セントファーレや蔵王山展望台などを管理運営。セントファーレの直営店・100円ショップ、管理運営している展望台の売店(蔵王パノラマカフェ)の売り上げが、いずれも前期に比べ伸びた。
 今年度は、15周年を迎えるセントファーレの外壁塗装の塗り替えを実施。市内外から訪れる蔵王山展望台は、健康づくりや四季折々の自然景観を楽しめる場となるようさらなる整備を考えている。
(中村晋也)

 田原市の中心市街地のまちづくりに取り組む第3セクター、あつまるタウン田原(安田幸雄社長)の株主総会が23日、同市の崋山会館で開かれた。安田社長は、同市の豊かな食材を使った飲食店「渥美半島酒場(仮称)」を東京駅近くに開店させる計画を明らかにした。
 計画によると、同社が特別目的会社を設立。この会社が農産物、水産物など渥美半島の食材を調達、運搬するなどして、各地の食材を使用しご当地酒場を東京都内などで展開しているファンファンクション(東京都中央区)が店舗を運営する。
 東京駅に近い八重洲、日本橋付近で出店を考え、安田社長は「渥美半島を知ってもらう店にしたい。夏ぐらいにオープンさせたい」との考えを述べた。将来的には、半島の事業者が店で経営のノウハウを学ぶ人材育成の場にも生かしたいという。
 ファンファンクションは、北海道や青森県、佐賀県などのご当地酒場を営業。研修では、その当地を従業員が訪れ、食材を学んでいる。
 総会では、2018(平成30)年度決算などを承認。同決算によると、売上高は2億7547万円、利益が1325万円だった。
 中心市街地活性化事業では、昨年、三河田原駅前工場跡地活用事業で商業施設などの「ララグラン」が開業し、施設管理などにあたる。
 施設管理運営事業では、中心街にある複合商業施設セントファーレや蔵王山展望台などを管理運営。セントファーレの直営店・100円ショップ、管理運営している展望台の売店(蔵王パノラマカフェ)の売り上げが、いずれも前期に比べ伸びた。
 今年度は、15周年を迎えるセントファーレの外壁塗装の塗り替えを実施。市内外から訪れる蔵王山展望台は、健康づくりや四季折々の自然景観を楽しめる場となるようさらなる整備を考えている。
(中村晋也)

株主総会であいさつする安田社長=崋山会館で
株主総会であいさつする安田社長=崋山会館で

カテゴリー:社会・経済

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