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蒲郡市民病院が「ダヴィンチ」導入

導入した手術支援ロボットシステム「ダヴィンチ」(蒲郡市民病院提供)
導入した手術支援ロボットシステム「ダヴィンチ」(蒲郡市民病院提供)

29日に手術支援ロボットシステム内覧会

 蒲郡市民病院は4日、手術支援ロボットシステム「ダヴィンチ サージカルシステム」を導入したと発表した。前立腺がん治療での手術で7月から使用を始めていく予定。29日に市民向けの内覧会を行う。同システムの導入は東三河では豊橋市民病院に次いで2カ所目。
 導入したシステムは三次元(3D)映像で患部を見ながら、近くにあるロボットを操作。カメラ用アーム(ロボットの腕)1本と、先端に医療器具の鉗子(かんし)がついた3本のアームを遠隔操作して手術していく。機器一式3億942万円、周辺施設機器整備で3738万円をかけた。
 同病院での前立腺がんの症例は、いずれも医師が直接腹部に穴を開けてカメラや電気メス、鉗子を入れて行う腹腔(ふくくう)鏡手術をしている。
 同病院では泌尿器科の中根明宏部長を中心に外科や産婦人科、看護師ら16人でチームを編成。7月に前立腺がんの手術を実施する予定としている。
 中根部長は「ロボットを用いることにより、必要な場所のみで手術をするため、傷口が小さく、出血が少なくすることができます。1日でも早く患者さんの社会復帰が可能となれば」と話している。
 同病院では3階手術室に常備。内覧会は29日午後1時と2時からそれぞれ1時間ずつ、機材を2階講義室に移して行う。
(安藤聡)

29日に手術支援ロボットシステム内覧会

 蒲郡市民病院は4日、手術支援ロボットシステム「ダヴィンチ サージカルシステム」を導入したと発表した。前立腺がん治療での手術で7月から使用を始めていく予定。29日に市民向けの内覧会を行う。同システムの導入は東三河では豊橋市民病院に次いで2カ所目。
 導入したシステムは三次元(3D)映像で患部を見ながら、近くにあるロボットを操作。カメラ用アーム(ロボットの腕)1本と、先端に医療器具の鉗子(かんし)がついた3本のアームを遠隔操作して手術していく。機器一式3億942万円、周辺施設機器整備で3738万円をかけた。
 同病院での前立腺がんの症例は、いずれも医師が直接腹部に穴を開けてカメラや電気メス、鉗子を入れて行う腹腔(ふくくう)鏡手術をしている。
 同病院では泌尿器科の中根明宏部長を中心に外科や産婦人科、看護師ら16人でチームを編成。7月に前立腺がんの手術を実施する予定としている。
 中根部長は「ロボットを用いることにより、必要な場所のみで手術をするため、傷口が小さく、出血が少なくすることができます。1日でも早く患者さんの社会復帰が可能となれば」と話している。
 同病院では3階手術室に常備。内覧会は29日午後1時と2時からそれぞれ1時間ずつ、機材を2階講義室に移して行う。
(安藤聡)

導入した手術支援ロボットシステム「ダヴィンチ」(蒲郡市民病院提供)
導入した手術支援ロボットシステム「ダヴィンチ」(蒲郡市民病院提供)

カテゴリー:社会・経済

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