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田原のNPOがインドネシアに農場開設へ

 住民や企業、団体と連携し、田原市のまちづくりに取り組むNPO法人渥美半島まちづくり推進機構(通称・With=ウィズ、渡会一昭理事長)が、外国人農業技能実習生のサポート事業を始める。東南アジア・インドネシアに施設園芸の技術を指導するトレーニング農場を開設。同国へ帰国した実習生が、日本での経験を生かせるよう支援する。市内での実習も、地元の高校生の力も活用しながら支える。
 施設園芸が盛んな田原市は、1000人を超える外国人農業技能実習が在留。ウィズは、メンバーと縁があるインドネシアで技能実習生の帰国支援を行っている現地非営利団体(フルサト財団)と交流する中、帰国後に日本での経験を生かせていない現状を知った。
 このため、現地非営利団体の活動地の一つで、日本へ技能実習生として出向く若者が多い地域バトゥ市に同団体と協力し、トレーニング農場を開設する。
 また、田原市内での技能実習についても、「貴重な産業の担い手」のためインドネシアに限らず、地域ぐるみで支援していく。
 この国内外での取り組みは今年から3カ年かけて、日本国際協力財団(東京)から助成を受けて進める。今年度の助成金は1100万円。
 具体的には、バトゥ市では、帰国した農業の技術実習生が、日本での経験を生かせるよう品種選択や栽培技術、販路開拓などで支援。メロンやイチゴ、ミニトマト、野菜栽培などを研修し、プログラムの確立を目標にする。現地の農業高校生を対象にした就業体験も計画。ウィズから定期的に農業専門家やスタッフらも派遣する。
 計画では、農場は広さ1万平方㍍でフレームの温室3棟、トイレなどを建設する予定。
 農場が現地団体により持続的に運営されることを目指し、将来的には田原市とバトゥ市の継続的な交流活動も視野に入れる。
 田原市内では、実習生の日本滞在をサポート。地元の高校に協力してもらい、交流会や先進農場視察、帰国後にも活用できる栽培方法の映像の制作も計画している。
(中村晋也)

 住民や企業、団体と連携し、田原市のまちづくりに取り組むNPO法人渥美半島まちづくり推進機構(通称・With=ウィズ、渡会一昭理事長)が、外国人農業技能実習生のサポート事業を始める。東南アジア・インドネシアに施設園芸の技術を指導するトレーニング農場を開設。同国へ帰国した実習生が、日本での経験を生かせるよう支援する。市内での実習も、地元の高校生の力も活用しながら支える。
 施設園芸が盛んな田原市は、1000人を超える外国人農業技能実習が在留。ウィズは、メンバーと縁があるインドネシアで技能実習生の帰国支援を行っている現地非営利団体(フルサト財団)と交流する中、帰国後に日本での経験を生かせていない現状を知った。
 このため、現地非営利団体の活動地の一つで、日本へ技能実習生として出向く若者が多い地域バトゥ市に同団体と協力し、トレーニング農場を開設する。
 また、田原市内での技能実習についても、「貴重な産業の担い手」のためインドネシアに限らず、地域ぐるみで支援していく。
 この国内外での取り組みは今年から3カ年かけて、日本国際協力財団(東京)から助成を受けて進める。今年度の助成金は1100万円。
 具体的には、バトゥ市では、帰国した農業の技術実習生が、日本での経験を生かせるよう品種選択や栽培技術、販路開拓などで支援。メロンやイチゴ、ミニトマト、野菜栽培などを研修し、プログラムの確立を目標にする。現地の農業高校生を対象にした就業体験も計画。ウィズから定期的に農業専門家やスタッフらも派遣する。
 計画では、農場は広さ1万平方㍍でフレームの温室3棟、トイレなどを建設する予定。
 農場が現地団体により持続的に運営されることを目指し、将来的には田原市とバトゥ市の継続的な交流活動も視野に入れる。
 田原市内では、実習生の日本滞在をサポート。地元の高校に協力してもらい、交流会や先進農場視察、帰国後にも活用できる栽培方法の映像の制作も計画している。
(中村晋也)

カテゴリー:社会・経済

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