豊橋南高、豊橋の桜丘学園が同窓生の懇親会など開く

　県立豊橋南高校同窓会の「同窓生の集い」が８日夜、豊橋市駅前大通のホテルアークリッシュ豊橋で開かれた。総会と懇親会があり、今回の幹事を務めた22回生（１９９５年卒）から母校への寄贈品贈呈式も行われた。
　総会では、同窓会の佐藤元英会長が、若者に人気のバンド「04Ｌｉｍｉｔｅｄ　Ｓａｚａｂｙｓ」のボーカルＧＥＮさんが同窓生であることを紹介。「さまざまな分野で活躍する同窓生が出てくるのはうれしい。同窓生のつながりがいろいろなものを生んでいく。再来年は創立50周年。実り多いものになるようにしましょう」と呼び掛けた。
　今春着任した森島日出夫校長は、陸上部が７種目で東海大会へ出場など学校の近況を報告したほか「２年後、創立50周年。誇れる母校であるよう努力します」と述べた。
　東京支部の紹介もあったほか、卒業25年の22回生、山本毅学年幹事代表が寄贈品の目録を森島校長に手渡した。寄贈品は、生活デザイン科棟調理室の椅子80脚と鏡の取り替え、黒板のホワイトボード化を実施した。
　懇親会では、大勢の同窓生が交流を深めた。
（中村晋也）

　桜丘学園（豊橋市）の卒業生らからなるさくら会は８日夜、豊橋市花田町のホテルアソシア豊橋で「第63回さくら会懇親会」を開き、約２００人が地域と母校の繁栄を願いながら交流した。
　柴田敏博会長（昭和58年卒）は「母校桜丘のため、卒業生一丸となり、応援していきたい」とあいさつ。続いて、同学園の満田康一理事長は「５万人近い卒業生がつながれば何かが生まれる。どんどん輪を広げ、よりよい社会、人生を楽しんでいただきたい」と今後の活動に期待を寄せた。
　会には、根本幸典、今枝宗一郎、関健一郎の衆院議員３人と、同市の佐原光一市長らが来賓として出席。佐原市長は、来年４月に市立八町小学校に英語で授業を行うクラスを設けることを明かし、「世の中で活躍し、最後は古里に帰ってきて恩返ししてもらえるような環境をつくりたい」と力を込めた。
　卒業生らは、退職職員をたたえるセレモニーや抽選会、校歌斉唱などで絆を深めた。
（飯塚雪）