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新城で中部環境先進5市サミット

環境活動について事例報告する各市の首長ら=新城文化会館で
環境活動について事例報告する各市の首長ら=新城文化会館で

 中部地区の4県5市の首長が環境保全を考える第9回中部環境先進5市サミット(新城市主催)が5日、新城文化会館で開かれた。同市はじめ、安城と多治見(岐阜)、掛川(静岡)、飯田(長野)の5市長らが少子高齢化が進む課題に向けて次世代につなぐための環境活動について意見交換した。
 サミットは、「日本の環境首都コンテスト」で上位入賞した5市が「中部環境先進5市会議」を設け、2010年から毎年、各市持ち回りで開催している。新城市で行われるのは13年以来2度目。
 意見交換には穂積亮次(新城)神谷学(安城)古川雅典(多治見)牧野光朗(飯田)の各市長、掛川市の久保田崇副市長が参加。「次の世代につなぐための環境活動」について園児から高校生まで自然体験を通した環境学習や、市民ぐるみで対策を考えていることを説明した。
 今後について古川氏は「日本一熱いまちと言われたことから民間企業がドライミストを設置してくれた。企業に社会貢献での協力を呼び掛けも必要」、神谷氏は「プラネタリウムの特別番組で水源地を紹介するなど教育的要素を盛り込む」、穂積氏は「新城はじめ東三河でジオパーク認定に向けて取り組んでいる」、牧野氏は「環境省の地域循環共生圏として取り組み、サミット5市でもできるよう広めていきたい」と報告した。
 久保田氏は掛川市内で地域新電力事業を行っていくことを挙げ、「サミットの5市で連携した事業も考えている」と提案。他4市は今後協力できるか協議していく姿勢を示した。
 このほか、新城の鞍掛山麓千枚田保存会の小山舜二会長が基調講演で「四谷の千枚田」での稲作栽培や生物多様性に向けた活動を紹介。また環境保全活動に取り組む5市の市民グループ23団体による意見交換も行われた。
(安藤聡)

 中部地区の4県5市の首長が環境保全を考える第9回中部環境先進5市サミット(新城市主催)が5日、新城文化会館で開かれた。同市はじめ、安城と多治見(岐阜)、掛川(静岡)、飯田(長野)の5市長らが少子高齢化が進む課題に向けて次世代につなぐための環境活動について意見交換した。
 サミットは、「日本の環境首都コンテスト」で上位入賞した5市が「中部環境先進5市会議」を設け、2010年から毎年、各市持ち回りで開催している。新城市で行われるのは13年以来2度目。
 意見交換には穂積亮次(新城)神谷学(安城)古川雅典(多治見)牧野光朗(飯田)の各市長、掛川市の久保田崇副市長が参加。「次の世代につなぐための環境活動」について園児から高校生まで自然体験を通した環境学習や、市民ぐるみで対策を考えていることを説明した。
 今後について古川氏は「日本一熱いまちと言われたことから民間企業がドライミストを設置してくれた。企業に社会貢献での協力を呼び掛けも必要」、神谷氏は「プラネタリウムの特別番組で水源地を紹介するなど教育的要素を盛り込む」、穂積氏は「新城はじめ東三河でジオパーク認定に向けて取り組んでいる」、牧野氏は「環境省の地域循環共生圏として取り組み、サミット5市でもできるよう広めていきたい」と報告した。
 久保田氏は掛川市内で地域新電力事業を行っていくことを挙げ、「サミットの5市で連携した事業も考えている」と提案。他4市は今後協力できるか協議していく姿勢を示した。
 このほか、新城の鞍掛山麓千枚田保存会の小山舜二会長が基調講演で「四谷の千枚田」での稲作栽培や生物多様性に向けた活動を紹介。また環境保全活動に取り組む5市の市民グループ23団体による意見交換も行われた。
(安藤聡)

環境活動について事例報告する各市の首長ら=新城文化会館で
環境活動について事例報告する各市の首長ら=新城文化会館で

カテゴリー:社会・経済 / 政治・行政

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