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安全運転支援装置 豊橋市が設置補助へ

 高齢者が加害者となる交通事故の抑止に向け、豊橋市は、自動車のアクセルとブレーキの踏み間違いによる事故などを防ぐ安全運転支援装置の設置補助金を創設する。運転免許証の自主返納を促進するため交通助成券などの支援も始める。総額1284万7000円の交通安全対策費を、26日に発表した一般会計9月補正予算案に盛り込んだ。
 安全運転支援装置の設置補助は、東三河で初めて。西三河の自治体でも9月補正予算案に計上される見込み。一方、免許証の自主返納支援は県内の自治体で導入が進んでいる。
 豊橋市は、10月以降に支援装置を購入したり、免許証を返納したりした人に適用し、早ければ12月、遅くとも来年1月から申請を受け付ける予定。
 支援装置の補助は、70歳以上で市民税非課税など所得の少ない人が対象。急加速抑制装置は100件分、衝突防止補助装置が20件分で計720万円を計上した。いずれも、本体価格の3分の2(上限6万円)を負担する。
 免許証の自主返納支援は70歳以上が対象。返納者には、交通助成券を用意し、タクシー券(5000円分)か、電車(渥美線、路面電車)・コミュニティーバス共通券(同)、100円で路線バスが利用できる「元気パス」半年券(9000円)のいずれかを選ぶ。
 また、電動アシスト自転車の購入を補助し、価格の4分の1(上限1万5000円)を負担する。
 担当の市安全生活課は「車がなくなると社会参加への影響もあるので、代わりの交通手段の手助けに」と話している。
(中村晋也)

 高齢者が加害者となる交通事故の抑止に向け、豊橋市は、自動車のアクセルとブレーキの踏み間違いによる事故などを防ぐ安全運転支援装置の設置補助金を創設する。運転免許証の自主返納を促進するため交通助成券などの支援も始める。総額1284万7000円の交通安全対策費を、26日に発表した一般会計9月補正予算案に盛り込んだ。
 安全運転支援装置の設置補助は、東三河で初めて。西三河の自治体でも9月補正予算案に計上される見込み。一方、免許証の自主返納支援は県内の自治体で導入が進んでいる。
 豊橋市は、10月以降に支援装置を購入したり、免許証を返納したりした人に適用し、早ければ12月、遅くとも来年1月から申請を受け付ける予定。
 支援装置の補助は、70歳以上で市民税非課税など所得の少ない人が対象。急加速抑制装置は100件分、衝突防止補助装置が20件分で計720万円を計上した。いずれも、本体価格の3分の2(上限6万円)を負担する。
 免許証の自主返納支援は70歳以上が対象。返納者には、交通助成券を用意し、タクシー券(5000円分)か、電車(渥美線、路面電車)・コミュニティーバス共通券(同)、100円で路線バスが利用できる「元気パス」半年券(9000円)のいずれかを選ぶ。
 また、電動アシスト自転車の購入を補助し、価格の4分の1(上限1万5000円)を負担する。
 担当の市安全生活課は「車がなくなると社会参加への影響もあるので、代わりの交通手段の手助けに」と話している。
(中村晋也)

カテゴリー:政治・行政

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