三遠道路3号トンネルが貫通
国交省浜松河川国道事務所が新城市と東栄町境で整備を進める三遠道路3号トンネル(延長約3・6㌔)の貫通式が28日、現地で行われた。穂積亮次市長、村上孝治町長ら関係者約160人が出席し、貫通を祝った。未開通となっている東栄IC-鳳来峡IC7・6㌔区間の早期完成へ期待した。
三遠道路は東栄町三輪の東栄インターチェンジ(IC)と浜松市北区引佐町の浜松いなさジャンクション(JCT)を結ぶ延長21㌔の路線。新城市名号の鳳来峡ICと浜松いなさJCT間13・9㌔は2012年4月に開通している。トンネルのある区間が開通すれば、起伏ある山道区間となっている国道151号のバイパスとしても期待がかかる。
トンネル工事は同事務所が約110億円かけ、17年に開始。新城市池場と東栄町三輪の両方向から掘削が行われてきた。
式では出席者らが新城、東栄の両方向から通り初めをし、貫通点では対面で握手を交わした後、横一列に並んで万歳三唱をした。工事関係者が樽御輿(たるみこし)を披露して花を添えた。
中部地方整備局の池口正晃道路部長は「トンネルは未開通区間のおよそ半分を占める。開通までの光が見えた」とあいさつした。続いて今枝宗一郎衆院議員、里見隆治参院議員が祝辞した。
穂積市長、村上町長はそれぞれ市町境を通る国道151号の通称池場坂にも触れ、「開通すれば難所を回避することができるほか、観光、物流、救急搬送でも期待がかかる」と道路の早期整備を望んだ。
同道路は長野県飯田市と浜松市北区引佐町間の三遠南信道路(延長約100㌔)の一部。
(安藤聡)
国交省浜松河川国道事務所が新城市と東栄町境で整備を進める三遠道路3号トンネル(延長約3・6㌔)の貫通式が28日、現地で行われた。穂積亮次市長、村上孝治町長ら関係者約160人が出席し、貫通を祝った。未開通となっている東栄IC-鳳来峡IC7・6㌔区間の早期完成へ期待した。
三遠道路は東栄町三輪の東栄インターチェンジ(IC)と浜松市北区引佐町の浜松いなさジャンクション(JCT)を結ぶ延長21㌔の路線。新城市名号の鳳来峡ICと浜松いなさJCT間13・9㌔は2012年4月に開通している。トンネルのある区間が開通すれば、起伏ある山道区間となっている国道151号のバイパスとしても期待がかかる。
トンネル工事は同事務所が約110億円かけ、17年に開始。新城市池場と東栄町三輪の両方向から掘削が行われてきた。
式では出席者らが新城、東栄の両方向から通り初めをし、貫通点では対面で握手を交わした後、横一列に並んで万歳三唱をした。工事関係者が樽御輿(たるみこし)を披露して花を添えた。
中部地方整備局の池口正晃道路部長は「トンネルは未開通区間のおよそ半分を占める。開通までの光が見えた」とあいさつした。続いて今枝宗一郎衆院議員、里見隆治参院議員が祝辞した。
穂積市長、村上町長はそれぞれ市町境を通る国道151号の通称池場坂にも触れ、「開通すれば難所を回避することができるほか、観光、物流、救急搬送でも期待がかかる」と道路の早期整備を望んだ。
同道路は長野県飯田市と浜松市北区引佐町間の三遠南信道路(延長約100㌔)の一部。
(安藤聡)