企業主導型「ほっぺ保育園」10月1日に豊橋で開園

　企業主導型保育園の「ほっぺ保育園」（天野泰良園長）が１０月１日、豊橋市中橋良町６５に開園する。ネイティブの講師による英会話をはじめ、体育・体幹、音楽リトミックなど、さまざまなレッスンを行い、子どもたちの才能開花の後押しをするほか、土、日、祝日も子どもたちを預かる。
　豊橋、豊川、新城に美容室、ネイルサロンなどを展開する「ルプラボウ」（豊橋市八町通３、杉浦孝次社長）が、美容師の子どもたちの預ける場所の確保にと開園する。ルプラボウの社員の子どもだけでなく、一般の子どもも預かる。
　英会話のレッスンは毎週４回、ネイティブの先生を講師に招き行い、小学校での英語の義務化に対応する。音楽リトミックと体育・体幹はそれぞれ週１回行い、子どもたちの才能開花の後押しや丈夫な体づくりに役立てる。
　このほか、玩具を使ったプログラム理論の指導や、読み聞かせ、ダンスなど、さまざまな企画を用意する。園舎にはボルダリングの設備などがあり、子どもたちが楽しく過ごせるよう随所に工夫を凝らした。
　食事にもこだわり自園調理を行い、地産地消の食材を使う。さらに食事場所はオープンテラスで、日光を浴びながら味わえる。
　天野園長は「習い事が充実しており、通いながらさまざまな体験ができます。卒園式では美容室が運営する保育園の特色が出せるよう、ヘアファッションショーを行いたい」と話す。
　０歳児（６カ月以上）から入園できる。利用時間は午前８時から午後７時まで。早朝延長（午前７時から）、夜間延長（午後８時まで）もある。
　利用料は保育料のほか、レッスン料１万５０００円（２歳児は５０００円、１歳児以下はレッスンがなく無料）がかかる。見学の予約、問い合わせは同園（０５３２・２１・７７８８）へ。
（竹下貴信）