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新東名・新城IC開設1年 周辺施設の集客増

あすで開通1周年を迎える新東名高速道路の新城IC付近=新城市内で
あすで開通1周年を迎える新東名高速道路の新城IC付近=新城市内で

 新東名高速道路が全線開通してあす13日で1年を迎える。新城市内にIC(インターチェンジ)が開設され、IC周辺の道の駅や資料館、行楽地では開通前に比べて来場者数は増加して効果が現れている。奥三河観光協議会は行楽客のリピーター獲得に力を注いでいくという。
 高速道路は昨年2月13日に静岡県の浜松いなさJCT(ジャンクション)-愛知県の豊田東JCT間約55㌔が開通。静岡県御殿場JCTから豊田JCT間約250㌔が一本で結ばれた。
 新城市内ではICが開設され、ICから「一時間観光圏」が集客増になった。開通後の昨年4-12月の来場者数で設楽原歴史資料館では3万1912人、長篠城址(し)史跡保存館は3万130人、ICそばの道の駅もっくる新城では約146万人だった。
 前年同時期に比べて同資料館は1万2642人、同保存館は8436人、道の駅は15万3000人とそれぞれ増加となった。また鳳来寺山パークウェイ駐車場利用者も5000台近く増えたという。新城市では両館の入場券の増刷も計画するほどになっている。
 特に長篠設楽原の合戦の地が近接していることもあり、地元住民らでつくるボランティアガイドも活躍の場を見せる。道の駅に来たバスにガイドが乗り込んで紹介したりすることも行われている。
 同協議会では「今年は大河ドラマの放映で鳳来寺山にも注目が集まると予想され、スタンプラリーもある。来年以降に脚光が浴びられるよう今年来る行楽客のリピーターを獲得していかなければならない」とし「周辺部だけでなく幹線道路でアクセスできる観光資源をPRする手立てを考えていきたい」と話している。
 一方、新城市内の新東名高速道路本線上に開設された長篠設楽原PA(パーキングエリア)は開通1周年記念イベントを11日に始めた。同日は上り線PAで行い、12日は下り線PAで午前10時から午後4時までこんにゃく田楽試食など奥三河の食材を紹介する。
(安藤聡)

 新東名高速道路が全線開通してあす13日で1年を迎える。新城市内にIC(インターチェンジ)が開設され、IC周辺の道の駅や資料館、行楽地では開通前に比べて来場者数は増加して効果が現れている。奥三河観光協議会は行楽客のリピーター獲得に力を注いでいくという。
 高速道路は昨年2月13日に静岡県の浜松いなさJCT(ジャンクション)-愛知県の豊田東JCT間約55㌔が開通。静岡県御殿場JCTから豊田JCT間約250㌔が一本で結ばれた。
 新城市内ではICが開設され、ICから「一時間観光圏」が集客増になった。開通後の昨年4-12月の来場者数で設楽原歴史資料館では3万1912人、長篠城址(し)史跡保存館は3万130人、ICそばの道の駅もっくる新城では約146万人だった。
 前年同時期に比べて同資料館は1万2642人、同保存館は8436人、道の駅は15万3000人とそれぞれ増加となった。また鳳来寺山パークウェイ駐車場利用者も5000台近く増えたという。新城市では両館の入場券の増刷も計画するほどになっている。
 特に長篠設楽原の合戦の地が近接していることもあり、地元住民らでつくるボランティアガイドも活躍の場を見せる。道の駅に来たバスにガイドが乗り込んで紹介したりすることも行われている。
 同協議会では「今年は大河ドラマの放映で鳳来寺山にも注目が集まると予想され、スタンプラリーもある。来年以降に脚光が浴びられるよう今年来る行楽客のリピーターを獲得していかなければならない」とし「周辺部だけでなく幹線道路でアクセスできる観光資源をPRする手立てを考えていきたい」と話している。
 一方、新城市内の新東名高速道路本線上に開設された長篠設楽原PA(パーキングエリア)は開通1周年記念イベントを11日に始めた。同日は上り線PAで行い、12日は下り線PAで午前10時から午後4時までこんにゃく田楽試食など奥三河の食材を紹介する。
(安藤聡)

あすで開通1周年を迎える新東名高速道路の新城IC付近=新城市内で
あすで開通1周年を迎える新東名高速道路の新城IC付近=新城市内で

カテゴリー:社会・経済

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