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豊橋・ほの国百貨店 来年3月で閉店

 東三河唯一のデパートとなっていた豊橋市の「ほの国百貨店」(林恭吾社長、資本金2000万円)が、来年3月で閉店することが13日までに明らかになった。全国的に吹き荒れるデパート業界への逆風に「ほの国百貨店」も免れず、業績の回復も厳しい見通しの中、閉店に追い込まれた。負債総額は16億9400万円に及ぶと見られる。

 苦渋の決断を強いられた林社長ら経営陣は14日夜、従業員に経緯と現況、将来見通しなどを説明して理解を求める。
 15日朝にも再度、社員説明会を開くという。
 また15日午後にも豊橋商工会議所や地元商店街関係者らに説明した上で、同会議所で正式発表する予定だ。
 ほの国百貨店の社員総数(パート従業員も含む)は約150人。

 ほの国百貨店は、1974年10月に名古屋市の百貨店・丸栄のグループ会社として開店した豊橋丸栄を前身としている。豊橋駅前にあった百貨店・豊橋西武と競い合う形で営業して豊橋の商業界に大きな影響を与えた。
 しかし、豊橋丸栄は2010年に4年連続の最終損益を計上するなどしたことから名古屋・丸栄の傘下から離脱。役員や従業員が出資・設立した新たな「豊橋丸栄」として再生し、地場資本のデパートに生まれ変わった。
 新「豊橋丸栄」は地元の広小路発展会や豊橋市と連携して中心市街地の活性化に取り組んで「地域密着」の基本方針を打ち出した。また「さらに一層地元に根付きたい」として一般公募して2012年3月に店名や社名を「ほの国百貨店」と改め、包装紙や買い物袋も一新した。
 「ほの国」の店名は東三河地域が、大化の改新以前から「穂の国」と呼ばれていたことから選ばれたもので、地元密着の熱い期待を込めたものだった。
 「地元密着」と「東三河、豊橋唯一のデパート」を前面に出して営業を続けてきたが、吹き荒れる全国的なデパートへの逆風に抗(あらが)い切れず、閉店に追い込められた。

 東三河唯一のデパートとなっていた豊橋市の「ほの国百貨店」(林恭吾社長、資本金2000万円)が、来年3月で閉店することが13日までに明らかになった。全国的に吹き荒れるデパート業界への逆風に「ほの国百貨店」も免れず、業績の回復も厳しい見通しの中、閉店に追い込まれた。負債総額は16億9400万円に及ぶと見られる。

 苦渋の決断を強いられた林社長ら経営陣は14日夜、従業員に経緯と現況、将来見通しなどを説明して理解を求める。
 15日朝にも再度、社員説明会を開くという。
 また15日午後にも豊橋商工会議所や地元商店街関係者らに説明した上で、同会議所で正式発表する予定だ。
 ほの国百貨店の社員総数(パート従業員も含む)は約150人。

 ほの国百貨店は、1974年10月に名古屋市の百貨店・丸栄のグループ会社として開店した豊橋丸栄を前身としている。豊橋駅前にあった百貨店・豊橋西武と競い合う形で営業して豊橋の商業界に大きな影響を与えた。
 しかし、豊橋丸栄は2010年に4年連続の最終損益を計上するなどしたことから名古屋・丸栄の傘下から離脱。役員や従業員が出資・設立した新たな「豊橋丸栄」として再生し、地場資本のデパートに生まれ変わった。
 新「豊橋丸栄」は地元の広小路発展会や豊橋市と連携して中心市街地の活性化に取り組んで「地域密着」の基本方針を打ち出した。また「さらに一層地元に根付きたい」として一般公募して2012年3月に店名や社名を「ほの国百貨店」と改め、包装紙や買い物袋も一新した。
 「ほの国」の店名は東三河地域が、大化の改新以前から「穂の国」と呼ばれていたことから選ばれたもので、地元密着の熱い期待を込めたものだった。
 「地元密着」と「東三河、豊橋唯一のデパート」を前面に出して営業を続けてきたが、吹き荒れる全国的なデパートへの逆風に抗(あらが)い切れず、閉店に追い込められた。

カテゴリー:社会・経済

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