イチビキが「御油の松並木」へ植樹
豊川市御油町に第一工場を置く醸造メーカーのイチビキ(本社・名古屋市)は今年、設立100周年を迎えたのを記念して、1日に同町内で開かれた協賛イベント「御油赤坂 宿場町ふれあいウォーキング」で、国の天然記念物「御油の松並木」にマツを植樹した。
中村光一郎代表取締役社長らが参加し、日ごろから松並木を管理している「御油松並木愛護会」のサポートも受けながら、マツの苗木を植えて土をかぶせ、水を注いだ。「NO・111」というプレートが付けられ、天然記念物への仲間入りを果たした。
同社は1911(明治44)年に建てられた御油町の第1工場を発端に、1919(大正8)年4月に「大津屋」として設立。以来、1世紀もの年月にわたって味噌や醤油などの商品を開発・生産してきた。
お膝元と言える御油町では、長年にわたって御油小学校の児童らを工場見学に招くなどして社会貢献。松並木への植樹は今回が初めてで、中村社長は「地元の方々のおかげでここまでやってこられた。これからもますます地域に貢献したい」と意気込んだ。
この日のイベントのスタンプラリーでは旧東海道沿いにある第一工場もチェックポイントとなり、社員らが豚汁や甘酒を参加者に振る舞った。現在も使われる、深さ約4㍍、容量約50㌧を誇る木製の味噌仕込みでは日本最大の「丈三桶(じょうさんおけ)」も特別公開された。
(由本裕貴)
豊川市御油町に第一工場を置く醸造メーカーのイチビキ(本社・名古屋市)は今年、設立100周年を迎えたのを記念して、1日に同町内で開かれた協賛イベント「御油赤坂 宿場町ふれあいウォーキング」で、国の天然記念物「御油の松並木」にマツを植樹した。
中村光一郎代表取締役社長らが参加し、日ごろから松並木を管理している「御油松並木愛護会」のサポートも受けながら、マツの苗木を植えて土をかぶせ、水を注いだ。「NO・111」というプレートが付けられ、天然記念物への仲間入りを果たした。
同社は1911(明治44)年に建てられた御油町の第1工場を発端に、1919(大正8)年4月に「大津屋」として設立。以来、1世紀もの年月にわたって味噌や醤油などの商品を開発・生産してきた。
お膝元と言える御油町では、長年にわたって御油小学校の児童らを工場見学に招くなどして社会貢献。松並木への植樹は今回が初めてで、中村社長は「地元の方々のおかげでここまでやってこられた。これからもますます地域に貢献したい」と意気込んだ。
この日のイベントのスタンプラリーでは旧東海道沿いにある第一工場もチェックポイントとなり、社員らが豚汁や甘酒を参加者に振る舞った。現在も使われる、深さ約4㍍、容量約50㌧を誇る木製の味噌仕込みでは日本最大の「丈三桶(じょうさんおけ)」も特別公開された。
(由本裕貴)