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東三河骨髄バンクを支える会が豊橋で「能と打楽器・ヴァイオリンのコラボ」開催

観客を魅了した、能と打楽器・ヴァイオリンのコラボ=豊橋のプラットで
観客を魅了した、能と打楽器・ヴァイオリンのコラボ=豊橋のプラットで

 NPO法人東三河骨髄バンクを支える会(満田稔理事長)主催の骨髄バンクを支援する集い「能と打楽器・ヴァイオリンのコラボ 恋歌共響 チャリティー公演」(東愛知新聞社など後援)が17日夜、豊橋市の穂の国とよはし芸術劇場プラットで開かれた。約240人の観客が、幻想的な舞台を楽しんだ。
 同会は骨髄バンクの周知やドナー登録支援などを目的に、東三河の有志らで設立した発足8年目を迎えるNPO法人。これまでにもPRのため薪能などの催しを重ねてきた。今回は、東三河で能の普及に努める能楽師の赤井(三浦)敬子さん(観世流シテ方師範)と師匠で人間国宝の野村四郎氏らを迎え、仕舞や能と打楽器などとのコラボの上演機会を設けた。
 公演では、同会の法月竹司事務局長が骨髄バンクの現状やドナー登録の意義などを紹介。続いて野村さんが地謡、赤井さんがシテを務めて仕舞「天鼓」を上演、重厚感ある舞台が展開された。コラボ作品の「恋歌共響」は打楽器奏者・森本ミホさんのアートプロジェクトで、能「小鍛冶」を題材に、森本さんの打楽器、柴田奈穂さんのバイオリン、赤井さんの能の共演が繰り広げられ、観客を独特の世界に引き込んでいた。
 日本骨髄バンクの登録者数は46万7100人、異色数は2万53例に及ぶ(いずれも昨年10月末現在)。登録に年齢制限があることもあり、年々登録者が減少傾向にあるという。満田理事長は「ドナー登録をいただくことで、1人でも2人でも命が救われる方が増える。身近な問題として捉え、多くの命をつないでほしい」と呼び掛ける。問い合わせは同会事務局(桜丘学園内、0532・61・6421)へ。
(田中博子)

 NPO法人東三河骨髄バンクを支える会(満田稔理事長)主催の骨髄バンクを支援する集い「能と打楽器・ヴァイオリンのコラボ 恋歌共響 チャリティー公演」(東愛知新聞社など後援)が17日夜、豊橋市の穂の国とよはし芸術劇場プラットで開かれた。約240人の観客が、幻想的な舞台を楽しんだ。
 同会は骨髄バンクの周知やドナー登録支援などを目的に、東三河の有志らで設立した発足8年目を迎えるNPO法人。これまでにもPRのため薪能などの催しを重ねてきた。今回は、東三河で能の普及に努める能楽師の赤井(三浦)敬子さん(観世流シテ方師範)と師匠で人間国宝の野村四郎氏らを迎え、仕舞や能と打楽器などとのコラボの上演機会を設けた。
 公演では、同会の法月竹司事務局長が骨髄バンクの現状やドナー登録の意義などを紹介。続いて野村さんが地謡、赤井さんがシテを務めて仕舞「天鼓」を上演、重厚感ある舞台が展開された。コラボ作品の「恋歌共響」は打楽器奏者・森本ミホさんのアートプロジェクトで、能「小鍛冶」を題材に、森本さんの打楽器、柴田奈穂さんのバイオリン、赤井さんの能の共演が繰り広げられ、観客を独特の世界に引き込んでいた。
 日本骨髄バンクの登録者数は46万7100人、異色数は2万53例に及ぶ(いずれも昨年10月末現在)。登録に年齢制限があることもあり、年々登録者が減少傾向にあるという。満田理事長は「ドナー登録をいただくことで、1人でも2人でも命が救われる方が増える。身近な問題として捉え、多くの命をつないでほしい」と呼び掛ける。問い合わせは同会事務局(桜丘学園内、0532・61・6421)へ。
(田中博子)

観客を魅了した、能と打楽器・ヴァイオリンのコラボ=豊橋のプラットで
観客を魅了した、能と打楽器・ヴァイオリンのコラボ=豊橋のプラットで

カテゴリー:社会・経済

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