「渥美半島菜の花まつり」田原で11日開幕

　早春を彩る「渥美半島菜の花まつり２０２０」（渥美半島観光ビューロー主催）が11日、田原市で開幕する。３月31日までの期間中は、伊良湖地区や国道沿いなどで菜の花畑が見られ、イベント、特産物販売も行われる。
　菜の花畑は国道２５９号、太平洋側の国道42号沿いなどに点在し、今年も約１１００万本が順次咲き誇る。メイン会場となる「伊良湖菜の花ガーデン」（堀切町）は、広さ約４㌶に約１２０万本。ファッションショーでモデルが歩く舞台「ランウエイ」にちなみ、「菜の花ランウエイ」を新設し、眼下に“黄色のじゅうたん”が広がる。
　11日は、オープニングセレモニーが午前11時から道の駅「田原めっくんはうす」の西方、加治町の国道２５９沿いの菜の花畑で開催される。菜の花ロールケーキのケーキカットなどの催しがある。
　まつり期間中、伊良湖菜の花ガーデンでは、菜の花狩り（５本１００円）ができるほか、菜の花コロッケ（１５０円）、菜の花のジェラート（３００円）などを販売する。新鮮な野菜も売られる。地元の高校生による加工品やスイーツなどの販売もあり、２月８日が県立成章と渥美農業、３月７日は福江。花どころ・田原ならではのフラワーアレンジメントの体験（２月８・９日、３月７日）も行われる。
　問い合わせは渥美半島観光ビューロー（０５３１・23・３５１６）へ。
（中村晋也）