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豊橋石巻小でキャベツ生産者らと児童交流

児童にキャベツを試食させる鈴木さん㊧=石巻小学校で
児童にキャベツを試食させる鈴木さん㊧=石巻小学校で

 豊橋市立石巻小学校(小林洋子校長)は29日、「とよはし産学校給食の日」(キャベツ)と生産者による講話会を同校で開き、同市学校給食協会事務局の酒井淑惠次長、JA豊橋・営農部の土屋博之係長(44)、キャベツ生産者の鈴木嵩史さん(22)らが3年生43人に講話を行った。
 まず、酒井次長が豊橋市の学校給食では年間730㌧の野菜が使われ、玉ねぎ(213㌧)、ニンジン(121㌧)に続いてキャベツは105㌧使われていて、キャベツの中で豊橋産は74%使われていることを説明。「キャベツは好きですか」との質問に、児童たちは「はい」「大好きです」と大きな声で答えていた。
 次に土屋係長が、JA豊橋にはキャベツ生産会員が約530人おり、11月から6月までキャベツが出荷されていると話した。キャベツには、大きく分けて鍋料理やロールキャベツに向いている「冬系」と千切りや野菜炒めに適した柔らかい「春系」があることを説明し、それらのキャベツを児童たちに比較しながら見せた。
 キャベツ農家3代目の鈴木さんは、種まきから苗植え、水やりや農薬散布の必要性、台風時の苦労などについて話した。
 講話会の最後には、半分に切った「冬系」「春系」キャベツにさらに切り込みを入れ、味や食感の違いを感じてもらおうと児童たちに手でちぎってもらい、試食させた。
 土屋係長は「JA豊橋の一番の主力農産物はキャベツ。今年は暖冬で豊作なので、たくさん食べてほしい」、鈴木さんも「豊橋ではいろんな種類の野菜がたくさん生産されているので、子どもたちには地元の野菜を食べて大きくなってほしい」と話した。また同校の小川陽司教頭(54)も「豊橋のキャベツを身近に感じ、育ってきた様子を思い浮かべながら児童たちにはきょうの給食(キャベツのソテー)を食べてほしい」と話した。
(小島幸子)

 豊橋市立石巻小学校(小林洋子校長)は29日、「とよはし産学校給食の日」(キャベツ)と生産者による講話会を同校で開き、同市学校給食協会事務局の酒井淑惠次長、JA豊橋・営農部の土屋博之係長(44)、キャベツ生産者の鈴木嵩史さん(22)らが3年生43人に講話を行った。
 まず、酒井次長が豊橋市の学校給食では年間730㌧の野菜が使われ、玉ねぎ(213㌧)、ニンジン(121㌧)に続いてキャベツは105㌧使われていて、キャベツの中で豊橋産は74%使われていることを説明。「キャベツは好きですか」との質問に、児童たちは「はい」「大好きです」と大きな声で答えていた。
 次に土屋係長が、JA豊橋にはキャベツ生産会員が約530人おり、11月から6月までキャベツが出荷されていると話した。キャベツには、大きく分けて鍋料理やロールキャベツに向いている「冬系」と千切りや野菜炒めに適した柔らかい「春系」があることを説明し、それらのキャベツを児童たちに比較しながら見せた。
 キャベツ農家3代目の鈴木さんは、種まきから苗植え、水やりや農薬散布の必要性、台風時の苦労などについて話した。
 講話会の最後には、半分に切った「冬系」「春系」キャベツにさらに切り込みを入れ、味や食感の違いを感じてもらおうと児童たちに手でちぎってもらい、試食させた。
 土屋係長は「JA豊橋の一番の主力農産物はキャベツ。今年は暖冬で豊作なので、たくさん食べてほしい」、鈴木さんも「豊橋ではいろんな種類の野菜がたくさん生産されているので、子どもたちには地元の野菜を食べて大きくなってほしい」と話した。また同校の小川陽司教頭(54)も「豊橋のキャベツを身近に感じ、育ってきた様子を思い浮かべながら児童たちにはきょうの給食(キャベツのソテー)を食べてほしい」と話した。
(小島幸子)

児童にキャベツを試食させる鈴木さん㊧=石巻小学校で
児童にキャベツを試食させる鈴木さん㊧=石巻小学校で

カテゴリー:社会・経済 / 地域・教育

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