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蒲郡信金が金美齢さん迎え文化講演会

講演する金さん=蒲郡市民会館で
講演する金さん=蒲郡市民会館で

 蒲郡信用金庫(竹田知史理事長)主催の文化講演会が6日、蒲郡市民会館で開かれた。テレビでおなじみの評論家金美齢さんが講演し、「日本人が置かれている立場を理解し、次の世代へとつなげていく必要がある」と大ホールを埋め尽くした約1200人に呼び掛けた。
 金さんは「次代に伝えたい美しい日本の心」を演題に講演。親交のある愛媛の人たちからもらった名産品を使い続けているを挙げ「ささやかな気遣い、義理人情を持っているのが日本人。美しい伝統がある。それを次の世代に伝えていけるのかが問題」と指摘した。
 中国武漢市で発生した新型肺炎ウィルスへの対応で日本政府がチャーター機を手配したことについて「日本人は幸せ。危険に陥った時に頼りになる政府がある」と評価した。
 台湾出身の金さんは早稲田大学に在学していた30年以上前に台湾稲門会をつくった際、当時の国民党からブラックリストに載って32年間古里の地を踏み入れることができなかった経験も明かし、「家族とも会うことができなかった。それから台湾は少しずつ民主化されてきた」と振り返った。そして「今の日本のありがたさ、暮らしやすさから幸せな状態かと身にしみて分かっている」と語った。
(安藤聡)

 蒲郡信用金庫(竹田知史理事長)主催の文化講演会が6日、蒲郡市民会館で開かれた。テレビでおなじみの評論家金美齢さんが講演し、「日本人が置かれている立場を理解し、次の世代へとつなげていく必要がある」と大ホールを埋め尽くした約1200人に呼び掛けた。
 金さんは「次代に伝えたい美しい日本の心」を演題に講演。親交のある愛媛の人たちからもらった名産品を使い続けているを挙げ「ささやかな気遣い、義理人情を持っているのが日本人。美しい伝統がある。それを次の世代に伝えていけるのかが問題」と指摘した。
 中国武漢市で発生した新型肺炎ウィルスへの対応で日本政府がチャーター機を手配したことについて「日本人は幸せ。危険に陥った時に頼りになる政府がある」と評価した。
 台湾出身の金さんは早稲田大学に在学していた30年以上前に台湾稲門会をつくった際、当時の国民党からブラックリストに載って32年間古里の地を踏み入れることができなかった経験も明かし、「家族とも会うことができなかった。それから台湾は少しずつ民主化されてきた」と振り返った。そして「今の日本のありがたさ、暮らしやすさから幸せな状態かと身にしみて分かっている」と語った。
(安藤聡)

講演する金さん=蒲郡市民会館で
講演する金さん=蒲郡市民会館で

カテゴリー:社会・経済

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