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愛大豊橋校舎で軽トラ市考えるシンポ

意見を述べる森さん㊧=愛知大学豊橋校舎で
意見を述べる森さん㊧=愛知大学豊橋校舎で

 軽トラックなど軽乗用車を路上に駐車させて物販などを行う「軽トラ市」の未来を考えるシンポジウムが15日、豊橋市町畑町の愛知大学豊橋校舎で開かれた。10年前から新城市で行っている実行委員や、三遠南信地域連携の担当者、自動車メーカー開発者らが参加し、時代のニーズに合わせた軽トラ市を考えた。
 シンポは「軽自動車の未来と地域連携からみた軽トラ市」と題して、しんしろ軽トラ市のんほいルロット運営リーダーの森一洋さん、スズキ四輪商品担当課長の伊藤二三男さん、三遠南信地域連携ビジョン推進会議事務局長の原川知己さんらがパネリストを務めた。
 森さんは「月に一度開催しているため、買い物難民となっている過疎地など日常生活への手助けとなるようになれば」、伊藤さんは「出店には電源確保の問題もある。EV(電気自動車)化となれば、他の車にも供給できるようになる」、原川さんは「新城や掛川、磐田など三遠南信地域でも軽トラ市の実施が広がっている。教育や情報発信の場で活用できたり、災害時には軽トラックを派遣できる」とそれぞれ今後に期待した。
 同大学の三遠南信地域連携研究センター長の戸田敏行教授は「軽トラックで行うのは規格など統一されて場所をとらないのが利点。さらなる車両開発とともに人材交流が行えれば地方の活性化につながる」と話した。
(安藤聡)

 軽トラックなど軽乗用車を路上に駐車させて物販などを行う「軽トラ市」の未来を考えるシンポジウムが15日、豊橋市町畑町の愛知大学豊橋校舎で開かれた。10年前から新城市で行っている実行委員や、三遠南信地域連携の担当者、自動車メーカー開発者らが参加し、時代のニーズに合わせた軽トラ市を考えた。
 シンポは「軽自動車の未来と地域連携からみた軽トラ市」と題して、しんしろ軽トラ市のんほいルロット運営リーダーの森一洋さん、スズキ四輪商品担当課長の伊藤二三男さん、三遠南信地域連携ビジョン推進会議事務局長の原川知己さんらがパネリストを務めた。
 森さんは「月に一度開催しているため、買い物難民となっている過疎地など日常生活への手助けとなるようになれば」、伊藤さんは「出店には電源確保の問題もある。EV(電気自動車)化となれば、他の車にも供給できるようになる」、原川さんは「新城や掛川、磐田など三遠南信地域でも軽トラ市の実施が広がっている。教育や情報発信の場で活用できたり、災害時には軽トラックを派遣できる」とそれぞれ今後に期待した。
 同大学の三遠南信地域連携研究センター長の戸田敏行教授は「軽トラックで行うのは規格など統一されて場所をとらないのが利点。さらなる車両開発とともに人材交流が行えれば地方の活性化につながる」と話した。
(安藤聡)

意見を述べる森さん㊧=愛知大学豊橋校舎で
意見を述べる森さん㊧=愛知大学豊橋校舎で

カテゴリー:社会・経済

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