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「自主登校教室」東三河5市の対応

 新型コロナウイルス感染拡大対策として、小学校などが春休み開始まで臨時休校することにより、県の大村秀章知事が1日、共働き家庭など留守家庭の児童の居場所づくりで小学校の施設を利用した「自主登校教室」を設置するよう県内の市町村教育委員会などに要請したのを受け、2日、東三河の各自治体の教委が方針を打ち出した。

豊橋市
 豊橋市教委は、3日の中学校卒業式後の4日から臨時休校中、事情により子どもの預け先が確保できない家庭の小学生と中学校特別支援学級1・2年生を小・中学校で預かる。
 24日までの平日で、19日は卒業式のある小学校は実施しない。預かり時間は午前8時半から午後4時。教員らが見守る。児童クラブ在籍児童は午後3時から、児童クラブ室に移る。
 預かりに申し込みは必要なく、利用当日の午前8時半から9時までに保護者が送迎する。マスクを着用し、弁当を持参する。検温して37度以上の発熱、咳をしている場合は預かれない。
 市立くすのき特別支援学校は3日から、事情により子どもの預け先が確保できない家庭の小学部1年生から高等部3年生までを受け入れる。預かり時間は、通常の在校時間とする。スクールバスを運行するため、預かりの希望者は事前に学校へ連絡する。弁当を持参する。

豊川市
 豊川市は、あす4日から24日までの平日で、市内すべての小学校26校で「自主登校教室」を開設する。卒業式を予定している19日は除く。利用時間は午前8時半から午後3時までで、18、24日は午前8時半から同11時半までとなる。児童クラブは通常通り受け入れる。

蒲郡市
 蒲郡市教育委員会は3日から24日まで、市内全13小学校で「自主登校教室」を設置する。午前8時半から午後3時まで。うち、土・日曜日、卒業式がある19日を除く。6年生は18日まで行う。
 各校は教師が監督し、各児童が用意した教材で自主学習を行う。保護者が小学校への送迎可能な家庭が利用対象という。
児童クラブとの重複利用は認めないという。

新城市
 新城市は、市内の小学校で自主登校教室を設置しない方針とした。放課後児童クラブを全日開設しており、希望者の全てを受け入れられているのが理由。事態の変化によって開設などの対応をしていくという。
 また、健康維持のための屋外での運動機会として小・中学校の運動場を雨天時以外の正午から午後5時まで開放する。教員らの監督はつけずに保護者の責任での利用を促している。
 一方、市教育委員会の和田守功教育長が2日付で保護者や一般市民向けのメッセージを発表。同市立小・中学校の卒業式を全6中学校が2月29日、全13小学校が3日と日程を繰り上げたことについて「子どもたちの命を守ることを最優先に考え、感染拡大防止のための最善策を協議し、教員と卒業生のみの限られた人数で実施することにしました」と説明。「保護者の気持ちを察しますと、きわめて忍びがたいものがありますが感染防止対応を優先させるべきと判断ですので、どうか理解願います」とした。

田原市 
 田原市教委は、実施中の「児童クラブ・放課後子ども教室」で対応する。新規に児童クラブ・放課後子ども教室を利用したい児童は、申し込みをした上で、手続きが完了するまでの間、4日から6日まで設ける「自主登校教室」で受け入れる。同教室の開設時間は、午前8時から午後6時。手続き完了後は、地域の児童クラブ・放課後子ども教室を利用できる。
 
豊橋総合動植物公園は開園を継続
 一方、臨時休校の中、小学生らの心の健康や安心して出掛けられる環境を支援するため、豊橋総合動植物公園が開園を継続する。感染対策のため、園内の入園者が5000人を超える場合、入場制限を実施する。この人数内なら安全な空間を確保できるという。
 3日から24日までの平日は、入園料を小学生無料、引率者を半額(大人の場合600円が300円)にする。

 新型コロナウイルス感染拡大対策として、小学校などが春休み開始まで臨時休校することにより、県の大村秀章知事が1日、共働き家庭など留守家庭の児童の居場所づくりで小学校の施設を利用した「自主登校教室」を設置するよう県内の市町村教育委員会などに要請したのを受け、2日、東三河の各自治体の教委が方針を打ち出した。

豊橋市
 豊橋市教委は、3日の中学校卒業式後の4日から臨時休校中、事情により子どもの預け先が確保できない家庭の小学生と中学校特別支援学級1・2年生を小・中学校で預かる。
 24日までの平日で、19日は卒業式のある小学校は実施しない。預かり時間は午前8時半から午後4時。教員らが見守る。児童クラブ在籍児童は午後3時から、児童クラブ室に移る。
 預かりに申し込みは必要なく、利用当日の午前8時半から9時までに保護者が送迎する。マスクを着用し、弁当を持参する。検温して37度以上の発熱、咳をしている場合は預かれない。
 市立くすのき特別支援学校は3日から、事情により子どもの預け先が確保できない家庭の小学部1年生から高等部3年生までを受け入れる。預かり時間は、通常の在校時間とする。スクールバスを運行するため、預かりの希望者は事前に学校へ連絡する。弁当を持参する。

豊川市
 豊川市は、あす4日から24日までの平日で、市内すべての小学校26校で「自主登校教室」を開設する。卒業式を予定している19日は除く。利用時間は午前8時半から午後3時までで、18、24日は午前8時半から同11時半までとなる。児童クラブは通常通り受け入れる。

蒲郡市
 蒲郡市教育委員会は3日から24日まで、市内全13小学校で「自主登校教室」を設置する。午前8時半から午後3時まで。うち、土・日曜日、卒業式がある19日を除く。6年生は18日まで行う。
 各校は教師が監督し、各児童が用意した教材で自主学習を行う。保護者が小学校への送迎可能な家庭が利用対象という。
児童クラブとの重複利用は認めないという。

新城市
 新城市は、市内の小学校で自主登校教室を設置しない方針とした。放課後児童クラブを全日開設しており、希望者の全てを受け入れられているのが理由。事態の変化によって開設などの対応をしていくという。
 また、健康維持のための屋外での運動機会として小・中学校の運動場を雨天時以外の正午から午後5時まで開放する。教員らの監督はつけずに保護者の責任での利用を促している。
 一方、市教育委員会の和田守功教育長が2日付で保護者や一般市民向けのメッセージを発表。同市立小・中学校の卒業式を全6中学校が2月29日、全13小学校が3日と日程を繰り上げたことについて「子どもたちの命を守ることを最優先に考え、感染拡大防止のための最善策を協議し、教員と卒業生のみの限られた人数で実施することにしました」と説明。「保護者の気持ちを察しますと、きわめて忍びがたいものがありますが感染防止対応を優先させるべきと判断ですので、どうか理解願います」とした。

田原市 
 田原市教委は、実施中の「児童クラブ・放課後子ども教室」で対応する。新規に児童クラブ・放課後子ども教室を利用したい児童は、申し込みをした上で、手続きが完了するまでの間、4日から6日まで設ける「自主登校教室」で受け入れる。同教室の開設時間は、午前8時から午後6時。手続き完了後は、地域の児童クラブ・放課後子ども教室を利用できる。
 
豊橋総合動植物公園は開園を継続
 一方、臨時休校の中、小学生らの心の健康や安心して出掛けられる環境を支援するため、豊橋総合動植物公園が開園を継続する。感染対策のため、園内の入園者が5000人を超える場合、入場制限を実施する。この人数内なら安全な空間を確保できるという。
 3日から24日までの平日は、入園料を小学生無料、引率者を半額(大人の場合600円が300円)にする。

カテゴリー:政治・行政

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