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田原市消防団が「特別表彰まとい」受賞

まといを持って、山下市長らに受賞を報告した大河団長ら=田原市役所で
まといを持って、山下市長らに受賞を報告した大河団長ら=田原市役所で

 田原市消防団が、日本消防協会の「特別表彰まとい」を受賞した。消防団にとって最高の栄誉とされ、これまでの活動実績などが評価された。大河寿文団長(50)は「団員全員が誇りを持ち、より消防団活動に頑張りたい」と決意を新たにしている。
 特別表彰まといは1979(昭和54)年度に創設。同協会表彰旗、消防庁長官表彰旗の受賞、県消防操法大会優勝などが要件となり、毎年度、全国で約2200の消防団から10団が選ばれている。県内では過去に8団体で、東三河は84年度の新城市消防団以来となる。
 田原市消防団は1947年に設立し、現在、団員は723人。2018年の統計によると、団員の平均年齢が29歳(県平均40・2歳、全国平均41・2歳)と若い。18年には初の女性団員が誕生し、11人が応急手当の普及啓発活動などで活躍する。
 大河団長は「団員が若いので元気な消防団。担い手が少なくなっているが、活気があります」と胸を張る。
 6日には、大河団長と中神通文(48)渡會晃敏(42)田中正規(46)の副団長3人が市役所を訪れ、贈られた火消しの目印となる「まとい」(高さ2・1㍍、金箔、銀箔、漆塗り)を持って山下政良市長らに受賞を報告した。
 山下市長は「すばらし活動の成果。これが始まりの気持ちで、これからも消防団活動をお願いしたい。市民の皆さんが頼りにするのは消防団。よろしくお願いします」と一層の活動に期待を寄せた。
 24日には知事に報告する。
 まといは、市役所南庁舎1階に飾られ、市民に披露。表彰式は3日に予定されていたが、新型コロナウイルス感染症対策で6月頃に延期された。
(中村晋也)

 田原市消防団が、日本消防協会の「特別表彰まとい」を受賞した。消防団にとって最高の栄誉とされ、これまでの活動実績などが評価された。大河寿文団長(50)は「団員全員が誇りを持ち、より消防団活動に頑張りたい」と決意を新たにしている。
 特別表彰まといは1979(昭和54)年度に創設。同協会表彰旗、消防庁長官表彰旗の受賞、県消防操法大会優勝などが要件となり、毎年度、全国で約2200の消防団から10団が選ばれている。県内では過去に8団体で、東三河は84年度の新城市消防団以来となる。
 田原市消防団は1947年に設立し、現在、団員は723人。2018年の統計によると、団員の平均年齢が29歳(県平均40・2歳、全国平均41・2歳)と若い。18年には初の女性団員が誕生し、11人が応急手当の普及啓発活動などで活躍する。
 大河団長は「団員が若いので元気な消防団。担い手が少なくなっているが、活気があります」と胸を張る。
 6日には、大河団長と中神通文(48)渡會晃敏(42)田中正規(46)の副団長3人が市役所を訪れ、贈られた火消しの目印となる「まとい」(高さ2・1㍍、金箔、銀箔、漆塗り)を持って山下政良市長らに受賞を報告した。
 山下市長は「すばらし活動の成果。これが始まりの気持ちで、これからも消防団活動をお願いしたい。市民の皆さんが頼りにするのは消防団。よろしくお願いします」と一層の活動に期待を寄せた。
 24日には知事に報告する。
 まといは、市役所南庁舎1階に飾られ、市民に披露。表彰式は3日に予定されていたが、新型コロナウイルス感染症対策で6月頃に延期された。
(中村晋也)

まといを持って、山下市長らに受賞を報告した大河団長ら=田原市役所で
まといを持って、山下市長らに受賞を報告した大河団長ら=田原市役所で

カテゴリー:社会・経済

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