新城市民病院患者の満足度調査

　新城市は、今年度行った市民病院患者満足度調査の結果をまとめた。２０１０年度以来の実施。それによると「駐車場の利用しやすさ」は前回調査に比べ改善し、第三駐車場の整備が評価された。また「診察待ち時間への負担」は前回に比べ２・４ポイント減の37・５％となり、若干改善した。
　調査は業務改善を目的に昨年11月１～29日に外来患者を対象に実施。８２６人が回答した。
　病院西側の旧消防署に第三駐車場を整備したことで「たいへん良かった」「まあまあ良かった」が前回より10・５ポイント増えて計78％だった。
　「診察までの待ち時間」で「やや負担に思う」「負担に思う」の回答は前回比２・４ポイント減の計37・５％だった。このうち「待ち時間が長い」が72・６％で前回比11・５ポイント増と悪化、「いつ呼び出されるか分からず、席を離れられない」と答えた人は23・２％。同15・３ポイント減った。
　また今回初めて「病院の総合的な印象」を10点未満から１００点までの10段階で問い、80点以上は71・４％だった。
　病院経営管理部医事課は、待ち時間について「患者からは、どのぐらい待てばよいかという問い合わせもある。受付窓口から声かけして負担軽減に努めていきたい」と話している。
　調査報告書は市民病院ホームページで公開している。
（安藤聡）