東三河で展示会など延期・中止に

　新型コロナウイルス感染拡大防止のため、東三河の公共施設、ギャラリーなどで予定していた展示会の中止や延期が相次いでいる。
　豊橋市文化会館で14日から19日まで開催予定だった「第38回日本水彩画会　豊橋支部展」は中止を決定。豊川市桜ヶ丘ミュージアムは11日から利用中止となり、14日からの「第６回豊川アート水彩画展」など、５月中旬までの展示会がすべて中止となった。田原市でも博物館、民俗資料館、渥美郷土資料館、吉胡貝塚資料館が11日から５月10日まで臨時休館となった。
　一般のギャラリーは、豊橋市では駅前大通２の名豊ギャラリーが５月６日まで閉鎖を決めたほか、入船町のギャラリー入船では11日からの「大谷房子展染と織Ⅱ」、向山大池町のギャラリーサンセリテでは25日からの「上村菜々子展Ⅱドローイング」の延期をそれぞれ決めた。また、三ノ輪町のカフェ＆ギャラリエ「ちろる庵」では１６日からの「石猫展」を中止、馬見塚町のギャラリー茶房「田園」は14日から「布花展」の展示は行うものの、販売を中止とした。
　豊川市では上長山町の「本宮の湯」が12日から５月７日まで臨時休館となったことからギャラリーの「新城写真愛好会写真展」などが、御油町のギャラリー「一滴」では23日から開く「相川武仁・山本三郎二人展」がそれぞれ中止となっている。
（田中博子）