文字の大きさ

故郷、蒲郡を思いマスク寄贈

中国に住む松山さんから送られたマスクと手紙=蒲郡市役所で
中国に住む松山さんから送られたマスクと手紙=蒲郡市役所で

 蒲郡市役所に、同市出身で中国江蘇省に住む会社員松山啓仁(ひろひと)さんからマスク2000枚が届いた。松山さんは新型コロナウイルス感染症防止にと古里に思いを寄せた。
 松山さんは市内の会社から2012年に中国国内の会社へ出向。今年3月には蒲郡市から感染者が発生し、自宅待機の要請があったにもかかわらず、飲食店に出かけていたニュースを知った。
 マスクとともに添えられた手紙には「一つ一つの小さな活動で蒲郡のマイナスイメージを少しでも返上し、いい意味で盛り上げていきたい」として「医療機関や窓口業務の方々、または高齢者など困っている方々に使っていただけたらと思います」とメッセージがあった。
 寄贈を受け、市は松山さんの意向に沿った施設などでマスクを活用していくという。 
 手紙と、こん包していた箱の内容証明欄には蒲郡開発の祖、藤原俊成の息子で鎌倉期の歌人、藤原定家の「なにかせん昔恋しき老いが世はたへて見るべき月にしあらねば」の歌も添えられていた。
(安藤聡)

 蒲郡市役所に、同市出身で中国江蘇省に住む会社員松山啓仁(ひろひと)さんからマスク2000枚が届いた。松山さんは新型コロナウイルス感染症防止にと古里に思いを寄せた。
 松山さんは市内の会社から2012年に中国国内の会社へ出向。今年3月には蒲郡市から感染者が発生し、自宅待機の要請があったにもかかわらず、飲食店に出かけていたニュースを知った。
 マスクとともに添えられた手紙には「一つ一つの小さな活動で蒲郡のマイナスイメージを少しでも返上し、いい意味で盛り上げていきたい」として「医療機関や窓口業務の方々、または高齢者など困っている方々に使っていただけたらと思います」とメッセージがあった。
 寄贈を受け、市は松山さんの意向に沿った施設などでマスクを活用していくという。 
 手紙と、こん包していた箱の内容証明欄には蒲郡開発の祖、藤原俊成の息子で鎌倉期の歌人、藤原定家の「なにかせん昔恋しき老いが世はたへて見るべき月にしあらねば」の歌も添えられていた。
(安藤聡)

中国に住む松山さんから送られたマスクと手紙=蒲郡市役所で
中国に住む松山さんから送られたマスクと手紙=蒲郡市役所で

カテゴリー:社会・経済

 PR

PR